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接写から星空まで、天体撮影用のモードを搭載した大口径広角レンズ「SAMYANG AF 24mm F1.8 FE」

ケンコー・トキナーは、SAMYANG (サムヤン) の大口径広角レンズ「AF 24mm F1.8 FE」を2021年6月25日に発売する。対応マウントはソニーEマウント。価格はオープンで、参考価格は66,500円 (税込)。

SAMYANG AF 24mm F1.8 FE

 

ソニーのフルサイズミラーレスカメラに最適化したコンパクトAFレンズ「タイニーシリーズ」の新モデルで、天体撮影のための新機能「アストロフォーカスモード」を搭載する。

■光学性能

レンズ構成は8群11枚で、ASP2枚、HR3枚、ED2枚の特殊レンズを採用する。F1.8の開放から周辺のすみずみまで極めて高い解像度を実現し、球面収差やコマ収差も抑えている。最短撮影距離は19cmで、鮮明さと自然なボケ味を生かした撮影が楽しめる。

■「アストロフォーカスモード」で天体撮影をサポート

「LEDインデックス」を備えた「アストロフォーカスモード」を搭載する。「アストロフォーカスモード」は、フォーカスホールドボタンを押しながらカメラにレンズを装着することで、事前に設定したピント位置に自動で移動する機能。起動すると「LEDインデックス」が1回点滅し、無限遠にピント位置が移動する。フォーカスホールドボタンを使用して、自分好みのフォーカス位置を保存できる。暗い場所などで長時間撮影をする場合に便利な機能だ。

■AF性能

最新のステッピングモーターを搭載し、より静かで正確なオートフォーカスを実現した。

■操作性

カスタムホールドボタンを押すと、その撮影距離にピントを固定できる。また、カメラ本体のメニュー設定からフォーカスホールドボタンにほかの機能を割り当てることもできる。カスタムスイッチには、絞り制御モードやMFモードなど、さまざまな機能を割り当て可能。今後のファームアップにより、さらに多くの機能が追加される予定になっている。

SAMYANG AF 24mm F1.8 FE
フード装着時

■小型・軽量設計

コンパクトなソニーのミラーレスカメラに組み合わせたときの機動性を考慮した小型・軽量設計。ボディの5か所に、ホコリや雨などから保護するシーリングが施されている。

SAMYANG AF 24mm F1.8 FE
フード装着時

<作例>

SAMYANG AF 24mm F1.8 FE

SAMYANG AF 24mm F1.8 FE 主な仕様

マウント ソニーEマウント
焦点距離 24mm
絞り F1.8〜F22
レンズ構成 8群11枚
画角 (対角) フルサイズ 83.7°、APS-C 60.9°
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.19m
最大撮影倍率 0.21倍
フィルター径 φ58mm
大きさ (最大径×長さ) φ65×71.5mm
質量 230g