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ニコンのフラッグシップ一眼レフ「D6」カスタムメニューに“絞り値変化時の露出維持”を追加

ニコンが、デジタル一眼レフカメラ「D6」のファームウェアVer.1.30を2021年6月15日に公開した。カスタムメニュー項目の追加などが盛り込まれている。

ニコン D6
 

変更内容は以下のとおり。

ニコン D6 ファームウェア C:Ver.1.30

①カスタムメニュー b8 [絞り値変化時の露出維持] が追加。

露出モードMで、静止画撮影メニュー [ISO感度設定] の [感度自動制御] を [しない] に設定しているときに、設定できる絞りの範囲が異なるレンズに交換した場合など、意図せずに絞り値が変更されて露出が変化してしまうことがある。このとき、b8 [絞り値変化時の露出維持] を [しない] 以外に設定すると、シャッタースピードまたはISO感度の設定を自動で変更して露出を維持できる。

次のような場合にも自動で露出を維持できるようになる。

  • 広角側と望遠側で開放絞り値が異なるレンズを装着してズーミングした場合。
  • テレコンバーターを装着した場合。
  • マイクロレンズを装着して撮影距離が変わった場合。

②AF動作を安定させるための修正を実施。

ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/410.html