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高速で大容量、水や衝撃にも強いタフ仕様のポータブルSSD「ソニー SL-Mシリーズ」

撮影現場に持ち出す記録装置には、HDDより読み出し/書き込みが高速で、衝撃などにも強いSSDが最適。なかでも2021年6月19日に発売したソニーのポータブルSSD「SL-Mシリーズ」は、特に屋外での使用を考慮した“タフ仕様”のポータブルSSDだ。

ソニー SL-Mシリーズ

SL-Mシリーズは、撮影中の突然の雨や、撮影用機材の落下など撮影中の不慮の事態に備え、徹底的に防塵・防水と堅牢性の確保が図られたポータブルSSD。価格はオープンで、参考価格は500GBが25,300円、1TBが40,700円、2TBが72,600円 (いずれも税込)。

ソニー SL-Mシリーズ

一体成型アルミボディと、ボディとケースの間に隙間を設けるフローティング構造の採用により、加圧剛性6000kgf、曲げ剛性2000kgf、3m落下試験をクリアする強靭性を実現している。さらには防塵・防水IP67に準拠しており、USB Type-Cポートもキャップレスで対応。これならさまざまなトラブルに負けることなく、大切なデータを守ってくれるだろう。

ソニー SL-Mシリーズ

SSD本来の性能も優秀。NVMe SSDテクノロジーとUSB 3.2 Gen 2インターフェース採用により、最大1000MB/sの読み出し・書き込み速度を実現。高精細な4K動画や大容量のRAWファイルでも迅速に扱うことができる。また、ソニー独自のファームウェアにより、繰り返し書き込みや、大容量ファイルコピー時に起こりやすい速度劣化を防ぎ、安定した高速性能を維持する。

ソニー SL-Mシリーズ

本体デザインは、丈夫なアルミ製ボディに波面処理を施し、指紋や小傷が目立たず、手に馴染み、スリップや落下を防ぎやすい。同梱のラバーバンドやステッカーを利用すれば、ラベルメモをはさんだり、ナンバリングといった整理に活用も可能だ。

ソニー SL-Mシリーズ

もし、データに問題が起きても、データ復旧ソフト「メモリーカード ファイルレスキュー」が無料ダウンロードできるので万が一の際も安心。これなら梅雨の雨や夏の水辺でも安心して撮影に集中できるだろう。

ソニー ポータブルSSD SL-Mシリーズ 主な仕様

容量・品番 2TB (SL-M2)、1TB (SL-M1)、500GB (SL-MG5)
インターフェース USB 3.2 Gen 2 (USB 2.0との下位互換あり)
ポートタイプ USB Type-C
転送速度 読み出し / 書き込み 最大1000MB/s
ファイルシステム exFAT
電源 DC 5V (USBバスパワー)
動作温度 +5〜+40℃ (結露なきこと)
対応OS Windows 10 / 8.1、macOS 10.13〜10.15
外形寸法 約W55×H13×D110mm (突起部を除く)
質量 約13g
付属品 USB Type-C – USB Type-C 接続ケーブル、USB Type-C – USB Standard-A 接続ケーブル、ラバーバンド (2個)、ラベルステッカーシート
保証期間 1年

 

〈文〉稲葉利二