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富士フイルム「GFX100」「GFX100S」がファームアップ、「GFX100」は機能と操作性が大幅に向上

富士フイルムが、ミラーレスカメラ「GFX100」「GFX100S」の最新ファームウェアを2021年6月30日に公開した。機能追加と改善が盛り込まれている。特に「GFX100」は、AF性能が「GFX100S」と同等になるなど、機能と操作性が大幅に向上する。

GFX100S
FUJIFILM GFX100S

 

変更内容は以下のとおり。

FUJIFILM GFX100S ファームウェア Ver.1.10

動画RAWデータ出力時にホワイトバランスとISOのメタデータ情報を追加

ATOMOS社製「Ninja V」HDR モニター・レコーダーにHDMI経由で出力する動画RAWデータに、ホワイトバランスとISOのメタデータ情報を追加。Apple ProRes RAWフォーマットとして記録され、「Final Cut Pro」でのホワイトバランスとISOの調整が可能になる。

カスタムモードの機能改善

静止画撮影メニューの 画質設定 > カスタム登録 / 編集と、動画撮影メニューの動画設定 > カスタム登録 / 編集によるカスタムモードの登録方法や編集方法を、C1 (カスタム1) から C6 (カスタム6) を選択してから登録 / 編集操作を行うように変更。

③ ファイル名編集機能で特定のファイル名を付けたときに画像がカメラで再生できない問題を修正。

④ その他軽微な不具合を修正。

ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/download/firmware/cameras/gfx100s/

 

FUJIFILM GFX100 ファームウェア Ver.4.00

オートフォーカス性能が最新モデル「GFX100S」と同等に改善

新開発のAFアルゴリズムへ刷新することでAF速度・顔/瞳検出性能も向上。動体追尾性能も改善され、遠ざかる被写体なども高精度に追従する。

ボディ内・レンズ内手ブレ補正機構の協調制御を実現

ボディ内手ブレ補正機構 (BIS) と、レンズ内手ブレ補正機構 (OIS) の協調制御が可能に。これにより、OISを搭載したGFレンズと組み合わせた際の手ブレ補正機能が強化され、「GF120mmF4 R LM OIS WR Macro」「GF45-100mmF4 R LM OIS WR」装着時の手ブレ補正効果が従来から0.5段分向上する。

フィルムシミュレーション「ノスタルジックネガ」を追加

柔らかい階調表現と高い彩度表現を同時に実現し、ハイライト部を柔らかくアンバーに描写する一方で、シャドウ部はディテールを残したままノリの良い色味を実現し、叙情的に切り取ることができる。

TTLスローシンクロフラッシュ撮影時のシャッター速度改善

露出モードをシャッター速度オートにして (PもしくはA) TTLスローシンクロ撮影を行っても、シャッター速度が1/8秒よりも長くならない問題を修正。Pモード時最長4秒、Aモード時最長30秒で撮影可能になる。

その他の機能追加・操作性改善

  1. 「明瞭度」を−5〜+5の幅で設定可能。
  2. 「トーンカーブ」のハイライト・シャドウをそれぞれ0.5段刻みで調整可能。
  3. 新たに任意のフォーカスレンジをあらかじめ設定できる「フォーカスリミッター」機能を追加。合焦距離は初期設定もしくは任意に設定した範囲から選択できる。
  4. 撮影画像を再生時の拡大率を等倍 / 2倍 / 4倍 / 8倍から選択、最後に選択した前回の倍率 (中央から) も選択できる。
  5. 「撮影モード」が割り当てられたファンクションボタンを押すだけでPSAMを切り替え可能。
  6. フロント・リアコマンドダイヤルを操作する回転方向を逆方向にも変更可能。
  7. Qメニューの項目数を静止画・動画それぞれで4 / 8 / 12 / 16から選択可能。また、選択項目もカスタマイズできる。
  8. Qボタンをファンクションボタンとして割り当て可能。
  9. 電源ONの状態で、SDカードを抜いても電源ONの状態が維持される。
  10. 動画撮影時に電子式手ブレ補正機能を使用可能。本モード使用時は1.1倍にクロップされる。
  11. 動画撮影時にもライブビューを拡大可能。また、動画撮影開始時のファーカスチェックを維持する / しないを選択できる。
  12. SDカードに記録した動画をもう一方のスロットのSDカードにバックアップ記録可能。
  13. 動画記録時の撮影経過時間をLCD上で表示・確認できる。
  14. 動画の撮影時にもAFエリアのサイズを変更可能。
  15. Flogで撮影された動画ファイルをBT.709相当に変換した再生が可能。
  16. ATOMOS社製「Ninja V」HDR モニター・レコーダーにHDMI経由で出力する動画RAWデータに、ホワイトバランスとISOのメタデータ情報を追加。Apple ProRes RAWフォーマットとして記録され、「Final Cut Pro」でのホワイトバランスとISOの調整が可能になる。

⑥ その他、軽微な不具合を修正。

ファームウェアのダウンロードはこちらから。
https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/download/firmware/cameras/gfx100/