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ニコンの新フラッグシップミラーレス「Z 9」は8K対応? チラ見せ動画で背面も確認できた

ニコンの新フラッグシップミラーレスカメラ「Z 9」スペシャルサイトに、「Z 9」の特徴を紹介するティザームービー第2弾が追加された。

ニコン「Z 9」ティザームービー第2弾

■8Kで長時間の動画撮影が可能?

今回の舞台はサファリ。望遠ズームレンズを装着した「Z 9」を手にした女性が、野生動物を狙うシーンが捉えられている。押すのはシャッターではなく、その脇の動画撮影ボタン。カメラの背面が映し出されると、液晶画面左上には動画撮影中を示すRECの文字が見える。

ニコン「Z 9」ティザームービー第2弾

 

後半はモニター画面のアップで、画面左上には「REC」の文字が、画面右には「4320P」と「30」の文字が表示されている。「4320P」は8K (7680×4320) の解像度を、「30」はフレームレートを示していると思われる。また撮影画面上に「1h20m00s」と表示が出ることから、1時間20分以上の連続撮影が可能なことを暗示しているようだ。

ニコン「Z 9」ティザームービー第2弾

■背面の操作部をしっかり確認できる

第2弾のティザームービーでは、背面の操作部がはっきりと映し出されている。グリップ一体型のボディだが、基本的な操作系は「Z 7II」とほぼ同じで配置も似ている。大きな違いは、再生ボタンがメニューボタンの下に移動していて、再生ボタンがあったところには、プロテクトを示す鍵マークのボタンが配置されていること。また静止画/動画切り換えレバーの向きが上下の切り替えから左右の切り替えに変わっていることだろう。ボディが大きいせいか、余裕のあるボタン配置に見える。

アイピースは、一眼レフの「D6」と同様の丸型になっている。ファインダー上部にはアイセンサーが確認できる。液晶モニターは、引き出しやすいように左上の角と下部に突起がある。モニター下には、左から「LAN」の文字と3個のボタン、マイクが並んでいる。左のボタンは認識できないが、中央は画質モードボタン、右はホワイトバランスボタンとなっている。また、軍艦部左にある撮影モードダイヤルは2段式になっており、ダイヤル全体を回すとレリーズモードを切り替えられるようになっているように見える。

■ティザームービー

■第3弾、第4弾も楽しみに待ちたい

ティザームービーの第1弾公開から8日後に第2弾が登場した。このペースでいくと、今月中に第3弾、第4弾も公開される可能性が高い。いよいよフラッグシップの発売が間近に迫っているという感じで、期待が膨らむ。どんなムービーでどんな機能が紹介されるのか、今から楽しみだ。その一方で、世界的な半導体不足が報道されており、発売への影響も懸念される。大きな影響がないことを祈るばかりだ。