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2年ぶりに“聖地”で実現!ファン必見の「上野クラシックカメラ博」17日より再開催へ

2021年11月17日(水)から23日(火・祝)まで、東京・上野松坂屋の本館6階催事場にて、展示即売イベント「上野クラシックカメラ博」が開催される。主催は写真機商振興会。

歴史ある名品からデジタルカメラまでが一堂に一堂に会し、多くの愛好家から支持を得てきた本イベント。新宿の百貨店で10年にわたって開催されてきたが、2019年からは新型コロナウイルス感染症の蔓延防止の観点から、開催が見送られてきた。

2年ぶりとなる念願の開催は、場所を“クラシックカメラの聖地”とも親しまれる上野へ移した。もともと上野、千谷根、御徒町地区は撮影スポットに恵まれ、戦後は輸入品取扱店がアメ横エリアに集まっていたことから、多くのカメラ店が存在した。その土地柄から老舗カメラ店の移転先として選ばれることも多かった。

近年では、フィルムカメラのムーブメントなども後押しに、若い世代からも人気を集めるクラシックカメラの専門店があるなど、ますます“聖地”としての盛り上がりを感じさせる。

東京のみならず、日本中から店舗が集う。参加予定店舗は下記の通り。

【参加予定店舗(順不同)】
愛好堂カメラ(愛知)
カメラのアート(広島)
大塚商会(愛知)
カメラのゴゴー商会(福岡)
ハヤシ商事(東京)
スズキカメラ商会(東京)
鈴木特殊カメラ(大阪)
ステレオカメラ(福岡)
セキ写真(埼玉)
日東カメラ(栃木)
元町カメラ(兵庫)
カメラのヤマゲン(大阪)
ワカイカメラ (群馬)
蔵 CURA(東京)
焦点工房(愛知)
スキヤカメラ(東京)
富士越カメラ(東京)
ペンギンカメラ(神奈川)
矢倉カメラ商会(大阪)

近年はネット通販やフリマアプリなどを通じて、クラシックカメラやオールドレンズが取引されることも増えてきた。しかし、このような展示即売イベントでは、現物を手にして、状態や質感などを確かめられる良さがある。

安心感も高まるが、何より思ってもいなかったような“一目惚れ”があり得るのも楽しみの一つ。

フィルムカメラをこれから始めたい人、まだ見ぬ一台に出会いたい人、さらなるクラシックカメラ道を深めたい人まで、幅広く楽しめるイベントになるだろう。

【開催概要】
『上野クラシックカメラ博』
会期:2021 年11 月17 日(水)→23 日(火・祝)
※最終日は17 時閉場
場所:上野松坂屋本館6階 催事場
問い合わせ先:写真機商振興会