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写真家/映像監督の蜷川実花が“新体感ビジュアルファンタジー”に挑戦!人気コミックが初の実写映画化

写真家・映像監督の蜷川実花が監督を務める映画『ホリック xxxHOLiC』が4月29日に公開される。

原作は、耽美的なビジュアルで超常現象を描き、カリスマ的な存在となっている創作集団・CLAMPのベストセラー同名コミックで、2003年~2010年までヤングマガジンで連載されていた。

単行本の売り上げが累計1400万部を突破した本作は、これまで小説化・アニメ化・実写ドラマ化・舞台化をされてきたが、今回初の実写映画化となった。

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蜷川は2019年に『Dinerダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』という全くタイプの違う監督2作品がヒットし、2020年には、Netflixオリジナルドラマ「FOLLOWERS」が世界190か国で配信されるなど、映像作品でも実績を残している。

刊行当時から原作のファンで、約10年にわたり映画化を熱望し構想を温めてきたという蜷川。

公開されたビジュアル写真は、映画撮影時に蜷川自らが撮り下ろし。その絵柄の美しさは熱い支持を集めている唯一無二な世界が表現されている。

彼女ならではの艶やかで華やかな “新体感ビジュアルファンタジー”の名に相応しい映像美に注目だ。

蜷川実花 コメント
「どうしてもxxxHOLiCを映画化したい!」と最初に打ち合わせをしてから、約10年。様々なことを乗り越えてやっと完成しました。 終わってみるとこの時期に公開できることに,ある種の「必然」を感じます。 音を立てて世界が変わる瞬間を体験した私たち、今だからこそ『xxxHOLiC』の中で語られていることが、より滲み入るように入ってきます。 「この世界ではみんな誰かと関わって、何かを共有している。選ぶのはあなた自身、未来はそれぞれの選択の先に在る」 原作の持つ力に導かれながら、新しい表現にたどり着けたと思います。やり切りました。 ぜひ劇場にお越しください。

蜷川実花 プロフィール

写真家・映像監督
木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。映画『さくらん』(2007年)、『ヘルタースケルター』(2012年)、『Diner ダイナー』(2019年)、『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019年)監督し、映像作品も多く手がける。2010年、Rizzoli N.Y.から写真集を出版、世界各国で話題に。2016年、台北現代美術館(MOCA Taipei)にて大規模な個展を開催し、同館の動員記録を大きく更新した。2018年から全国の美術館を巡回してきた大規模個展「蜷川実花展—虚構と現実の間に—」が2021年9月16日〜11月14日まで上野の森美術館で開催。2020年、最新写真集『東京TOKYO』発表。

 

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作品情報

「ホリック xxxHOLiC」
2022年4月29日(金・祝)公開

監督:蜷川実花
主演:神木隆之介、柴咲コウ
原作:CLAMP「xxxHOLiC」(講談社「ヤングマガジン」連載)
脚本:吉田恵里香
製作:映画「ホリック」製作委員会
配給:松竹 アスミック・エース

©2022 映画「ホリック」製作委員会©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社