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消えゆく貨車駅舎をたっぷりのイラストと写真で紹介!ビジュアルガイド『探訪 貨車駅舎』発売

書籍『探訪貨車駅舎 かつて線路を走っていた建物たち』が発売された。

本書は現役30駅、消えた53駅を網羅し、豊富な写真とイラストで駅や周辺のみどころを紹介。

貨車になる前の木造駅舎の写真も収録されている。駅を旅した気分になれる一冊だ。

たっぷりのイラストと写真で綴る、貨車駅巡りの旅!


国鉄末期の1984年以降、日本各地に登場した貨車を使った駅舎。
一時期は80以上もあったが、老朽化や廃駅で次々姿を消し、今残っているのはわずかに30駅。

しかも2022年春には、さらに1駅減る予定になっているとのこと。
行きづらい無人駅や秘境駅に相当するようなところに、貨車駅は多いのだという。

歌内駅(上の駅舎写真)の駅舎内と周辺の様子。豊洲機関区の情感豊かなイラストで紹介。

 

箕浦駅:予讃線(JR四国)、1916年4月1日開業、1984年11月26日に貨車駅舎化、貨車形式ワラ1

本書ではなかなか行きづらい貨車駅舎を、豊富なビジュアルと豊洲機関区の情感豊かなイラストで紹介。

ついつい読み込んでしまう情報満載のイラストで貨車駅舎をたっぷり堪能できる。

各駅の詳細な解説や周辺情報などと合わせて、今巡りたい、現存の貨車駅舎30駅がひと目で分かるだろう。

かつての駅も徹底網羅!

左上から時計回りに。芦川、安牛、恩根内、上幌延。すべて宗谷本線にかつて存在した貨車駅舎。

かつて貨車駅舎のあった53駅についても徹底網羅。当時の駅舎写真と現在の様子を比較して掲載されている。

現役貨車駅30駅の4面写真も!


現役貨車駅の全30駅の4面写真。眺めているだけで楽しいページだ。

書籍情報

書名:探訪 貨車駅舎 かつて線路を走っていた建物たち
著者:レイルウエイズ グラフィック
仕様:B5 並製 総176頁
定価:2,640円(税込)