ニコンが、フルサイズミラーレスカメラ「Z 9」のファームウェアVer.1.10を2022年1月5日に公開した。
変更内容は以下のとおり。
ニコン Z 9 ファームウェア C:Ver.1.10
1. RAW+JPEGまたはJPEG+JPEG分割記録で、20コマ/秒で高速連続撮影した場合の連続撮影可能時間が長くなった。
RAW (高効率★) +BASIC (サイズL) および JPEG+JPEG分割記録 (スロット1 FINE [サイズL]、スロット2 BASIC [サイズS]) では、従来の約3秒から約8秒※に。ただし、[スロット2の機能] を [バックアップ記録] に設定した場合、[自動ゆがみ補正] を [ON] に設定した場合は、連続撮影可能時間が減少する。
※装着レンズ「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」、メモリーカード「ProGrade Digital COBALT 1700R 325GB CFexpress」を使用した場合の参考値。
2. [再生メニュー] > [フィルター再生の条件設定] において、条件設定をする際にマルチセレクターの右ボタンを押した場合でも、チェックボックスにチェックが入るように変更。
3. 以下を全て満たす条件で撮影した場合、別売のスピードライト「SB-5000」の発光が同調しない現象を修正。
- [カスタムメニュー] > e1 [フラッシュ撮影同調速度] を、[1/200秒 (オート FP)] または [1/250秒 (オートFP)] に設定し、シャッタースピードをフラッシュ同調速度よりも高速側に設定する。
- 別売のワイヤレスリモートコントローラー「WR-R10」または「WR-R11a」を装着し、「SB-5000」を電波制御アドバンストワイヤレスライティングで接続する。
- カメラのアクセサリーシューにスピードライトを装着しない。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。