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EOS R5が国宝の風神雷神図屏風を42億画素で忠実に再現! キヤノンの技術力が凝縮された「綴プロジェクト」

キヤノンが、公式YouTubeチャンネルにて綴プロジェクト : 俵屋宗達筆「風神雷神図屏風」の技術紹介動画を公開しました。文化財の高精細複製品制作を通して、キヤノンの先進技術を知ることができます。

キヤノン綴プロジェクト
紹介動画より

 

綴プロジェクト (正式名称 : 文化財未来継承プロジェクト) は、屏風や襖絵、絵巻物などの古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細複製品を制作して寄贈する社会貢献活動。オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会が主催、キヤノンが共催しています。

今回公開された動画では、京都府の臨済宗大本山建仁寺が所蔵する国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製品制作に用いられた技術が紹介されています。

キヤノン綴プロジェクト
フルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」と自社開発の旋回台による自動多分割撮影により、42億画素の高解像度データを取得。「風神雷神図屏風」の微妙な風合いや質感を忠実に撮影します。
キヤノン綴プロジェクト
キヤノン独自のカラーマッチングシステムを活用し、画像処理を施します。
キヤノン綴プロジェクト
大判インクジェットプリンター「imagePROGRAF PRO-4000」により、微妙な色合いや目で見たままの立体感、質感まで忠実に再現します。
キヤノン綴プロジェクト
国宝「風神雷神図屏風」の高精細複製品

 

高解像度カメラや世界最高峰の画像処理技術、高い色再現力でのプリントといった先進テクノロジーに加え、京都伝統工芸の匠の技も融合させて限りなくオリジナルに近く再現していく過程は見ごたえ充分。約3分半の動画の中に、キヤノンの技術の粋が詰まっています。

 

〈文〉佐藤陽子