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写真家・石田真澄が夏帆を2年間追い続けた“きらめきと息づかいを閉じ込めた、魔法のような写真集”が発売

女優の夏帆を、写真家・石田真澄が2年間追い続けた写真集「おとととい」が4月9日(土)発売される。

©SDP

撮影を担当する石田は、独学で写真を学び、「GINZA」や「POPEYE」といった雑誌で活躍するほか、2018年には「カロリーメイト」の広告クリエイティブに当時19歳で抜擢されるなど、今注目の若手写真家だ。

タイトルの「おとととい」とは、石田が子供の頃から使っている「一昨日の前の日」という意味の言葉。イノセントでどこかノスタルジックな響きのする言葉を写真集のタイトルに据えた。

▽先行カットギャラリー(タップで拡大して見られます)

 

石田の写真の創作手法は、日常の光景を撮り続けたスナップショットを集積させるというものが中心。

本写真集では夏帆の日常を、石田の目を通して追い続けた。

呼吸を合わせて、生活するように、空気のような距離で撮影された写真は、特別な1枚1枚になっていったという。

映し出されるのは、余分なものをそぎ落とし、より純粋な存在として映し出される、ただの「夏帆」が表現されている。

 

夏帆コメント
真澄ちゃんと過ごした時間が心地よくて、この時間がずっと続けばいいのにと思っていました。日常にある小さな揺らぎや、もう戻ることのできないあの時間が、たくさん詰まっている写真集です。こんな顔誰かに見せたことあるのかなっていう表情が切り取られていて、みなさんにお見せするのがなんだか気恥ずかしいですが、大切な記憶が散りばめられたこの本がどうかたくさんの人に届いてほしいです。

石田真澄コメント
夏帆さんと出会ってから、写真を撮る時の相手との心の距離をずっと考えていたなと思います。こんなに誰かとの距離の変化を意識していたのは初めてでした。夏帆さんは柔らかさと強さを併せ持っていて、いつ顔を合わせても安心と新鮮さがある方です。時間と記憶を共有してできた思い出を、水面からトプッと浮き出るように思い返しながら一冊にまとめました。大好きな写真たちが届きますように。

 

夏帆プロフィール

1991年6月30日、東京生まれ。2007年『天然コケッコー』にて映画デビュー。第31回日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ新人賞を総なめに。以降、映画、ドラマを中心に活躍。15年『海街diary』では第39回日本アカデミー賞助演女優賞に輝く。主な出演作に『箱入り息子の恋』(13)『ブルーアワーにぶっ飛ばす』(19)『Red』(20)など多数。現在放送中のドラマ「ムチャブリ!私が社長になるなんて」(NTV)に出演中。

石田真澄プロフィール

写真家。
1998年生まれ。2017年に初の個展「GINGER ALE」を開催し、2018年に初写真集『light years -光年-』を刊行。写真集発表後、さまざまな雑誌媒体にて活動。ドラマや映画のスチール撮影でも幅広く活躍中。大塚製薬の「カロリーメイト」2018年夏季キャンペーン『部活メイト』やソフトバンクの2019年広告「しばられるな」シリーズ卒業編など、広告撮影も手がけている。

 

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書籍情報

【タイトル】おとととい
【撮影】石田真澄
【発売日】4月9日(土)
【価格】3,520円(税込)
【サイズ】A4変形
【ページ数】120ページ
【発行】SDP