シグマが、フルサイズミラーレスカメラ「SIGMA fp L」のファームウェアVer.2.00を2022年1月27日に公開した。露出の状況を色分け表示するフォルスカラー機能やフォーカスリング制御機能など、さまざまな機能の追加と改善が盛り込まれている。
変更内容は以下のとおり。
SIGMA fp L ファームウェア Ver.2.00
- 画面内の露出の状況が色分け表示され、任意の部分の露出の状況を把握することができる「フォルスカラー」機能を搭載。
- フォーカスリングによるピントの移動量をリニア / ノンリニアのいずれかに設定できる「フォーカスリング制御」機能を搭載。対応レンズで設定可能。
- CINEモードとSTILLモードで、露出に関する設定を連動させるか、させないかを選択できる「STILL/CINE連動設定」機能を搭載。撮影モード、絞り値、シャッタースピード、ISO感度、露出補正が連動 / 非連動の対象。
- 「カスタムボタンの機能」で割り当てられる機能に、「スクリーンショット」「フォルスカラー」を追加。
- セルフタイマー (2秒・10秒) やバルブ撮影、1秒以上の撮影において、撮影までの時間や露光時間のカウント表示を行うよう仕様変更。
- STILLモードにおいて、撮影時に装着中のレンズの情報 (焦点距離や撮影距離) の表示設定が可能に。
- CINEモードにおいて、「SYSTEM」メニューの「ファイル名/番号」にクリップ番号の付き方を変更できる「クリップ番号」を追加。
- カラーシェーディング補正の補正アルゴリズムを改善。
- STILLモードの「プリAF」、CINEモードの「常時AF」の動作を改善。
ファームウェアのダウンロードはこちらから。