エプソンが、2022年3月24日にショールーム「エプソンスクエア丸の内」をリニューアルオープン、さらに「エプソンクリエイティブスクエア赤坂」を新規オープンします。
エプソンは、「持続可能でこころ豊かな社会を実現する」という“ありたい姿”の実現に向け、社会課題解決に取り組んでいます。2つのショールームは、技術・商品・サービスの紹介を通じて、ユーザーと共に“社会課題解決を行う重要な拠点”とするとのこと。ショールームを訪れたユーザーはもちろん、オンラインでもこれらの取り組みを発信していきます。
エプソンスクエア丸の内
2019年5月に提案型のショールームとしてオープンした「エプソンスクエア丸の内」。環境への取り組みなど、より具体的な社会課題解決に向けた発信を行うとともに、ユーザーと共に課題解決を図る“共創の場”としてリニューアルオープンします。
■「イノベーションエリア」を新設
ショールーム1階は、「イノベーションエリア」と「コンシューマーエリア」で構成されます。
新設する「イノベーションエリア」は、社会課題解決へのアイデアを具現化していくことを目指したスペース。ニューノーマル時代の働き方やライフモデルの提案、DX (デジタルトランスフォーメーション) による環境負荷を抑えたビジネスモデルの提案、労働環境の改善につながる提案などのアイディアを得ることができます。ユーザーが気軽に相談できるコラボレーションマネージャーも常駐し、アイデアの実現をサポートします。
さらに、他社との共創事例を展示で紹介するほか、オンライン配信可能なステージからは、社会課題を解決するためのヒントになるセミナーやトークイベントの配信も行われます。
■産業用ロボ導入のサポートコーナーを新設
ショールーム2階には、新たに「産業用ロボットのテストラボ」を設置。機器導入検討や導入トレーニングといったサポートを実施します。
■ショールームやギャラリーは引き続き設置
もちろん、フォトやウオッチなどの製品・技術紹介、フォトギャラリーなど、写真文化醸成の場とするショールーム機能も備えています。また、ビジネス商品のデモンストレーションも継続して行われます。
■リニューアルオープンまでは一部休館に
「エプソンスクエア丸の内」は、リニューアルオープンまでの期間中は一部エリアが休館となっています。1階の「ビジネスゾーン」「パーソナルゾーン」は2022年3月23日まで休館、「エプサイトギャラリー」は3月16日～23日休館。2階の「プロダクションゾーン」は3月16日～23日休館、「プライベートラボ」は完全予約制で引き続き利用可能です。改装期間中はオンラインショールームを活用しましょう。
エプソンクリエイティブスクエア赤坂
新規オープンする「エプソンクリエイティブスクエア赤坂」は、大判プリンターやその成果物などを展示する、商業・産業向けの体験ショールームとなります。
■大判プリントを使ったビジネスアイデアが見つかる
大判インクジェットプリンターは、幅広いラインナップを一堂に展示。プリントによるアイデア提案を行うディスプレイエリアや商談コーナーなども設置し、ビジネスアイデアの発見の場を目指すとのことです。また、デジタル捺染機「Monna Lisa」で印捺されたサンプル展示も行います。
■コンセプトは「環境配慮型ショールーム」
「エプソンクリエイティブスクエア赤坂」は、「環境配慮型ショールーム」をコンセプトとし、内装にカーボンニュートラル材や海洋プラスチックを再利用した天板、廃材をリサイクルした床材などを使用しています。また、天井ルーバーや壁面クロスなどは、エプソンのプリンターを使って出力したプリント材で装飾するほか、プロジェクション技術も活用。これらは環境に配慮したサイン＆ディスプレイの提案としても機能しています。
エプソンスクエア丸の内
リニューアルオープン日時 2022年3月24日 (木) 14:00
住所 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F・2F
エプソンクリエイティブスクエア赤坂
オープン日時 2022年3月24日 (木) 16:30
住所 東京都港区赤坂2-5-1 S-GATE赤坂山王1F
〈文〉佐藤陽子