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温かく力強く、写真と言葉が心に響く ハービー・山口フォトエッセイ『人を幸せにする写真 幸せになれるかもしれないと思ったあの日のこと』

ハービー・山口さんのフォトエッセイ集『人を幸せにする写真 幸せになれるかもしれないと思ったあの日のこと』が発売された。

ハービー・山口『人を幸せにする写真 幸せになれるかもしれないと思ったあの日のこと』

■内容をチラ見

 

2018年にスタートした『CAPA』の人気連載「You are a peace of art.」。本書はその一部を加筆修正し、新たな写真を加えて再構成したフォトエッセイ集だ。

中学時代の写真との出会いから、ロンドン時代の思い出、さらに写真とは何か、生きるとはどういうことかといったテーマまで、ハービー・山口さんがさまざまなエピソードを交えて語る。長年にわたって被写体を見つめ、シャッターを切り続けてきたからこそ、その言葉と写真は温かく、力強く人々の胸に響く。

巻末では、愛用のカメラやレンズについても紹介。良い写真を撮るため、ひいては人生を豊かにするためのヒントが満載の1冊。

ハービー・山口『人を幸せにする写真 幸せになれるかもしれないと思ったあの日のこと』

体裁 四六判変型・200ページ
価格 1,760円(税込)
発売日 2022年1月25日
発行元 トゥーヴァージンズ

 

ハービー・山口

ハービー・山口 (Herbie Yamaguchi)

1950年生まれ、東京都出身。1973年より10年間イギリスで過ごす。劇団の役者を経験する一方で、本場のパンクロックなどに刺激を受けて撮影した活力あるロンドンの写真が高く評価された。長きにわたり「人間の希望」をテーマとしてポートレートを撮影し続けている。また、エッセイ執筆、ラジオパーソナリティーなど幅広く活動中。2011年度日本写真協会賞作家賞受賞。大阪芸術大学、九州産業大学客員教授。
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〈文〉鬼沢幸江