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小型軽量化と高画質を両立した大口径超望遠レンズ「RF800mm F5.6 L IS USM」「RF1200mm F8 L IS USM」

キヤノンは、大口径超望遠レンズ「RF800mm F5.6 L IS USM」「RF1200mm F8 L IS USM」を2022年5月下旬に発売する。いずれもオープン価格。

<2022.5.21> 発売日が2022年5月26日に決定。

RF800mm F5.6 L IS USM、RF1200mm F8 L IS USM

■小型・軽量化と高画質を両立

2本とも、ミラーレスカメラ用の大口径超望遠レンズとして大幅な小型・軽量化を実現したL (Luxury) レンズ。「RF800mm F5.6 L IS USM」は「RF400mm F2.8 L IS USM」、「RF1200mm F8 L IS USM」は「RF600mm F4 L IS USM」の光学系をそれぞれ受け継ぎ、さらに本体後部に独自の拡大光学系を配置することで小型・軽量化と高画質を両立した。

超望遠単焦点Lレンズシリーズ
超望遠単焦点Lレンズシリーズ。左から「RF600mm F4 L IS USM」「RF1200mm F8 L IS USM」「RF800mm F5.6 L IS USM」「RF400mm F2.8 L IS USM」。

■光学性能

いずれもレンズ構成は18群26枚。レンズ後部に最適な拡大光学系を配置して長焦点距離化した。蛍石、スーパーUDレンズなどにより、色にじみのないクリアでシャープな高画質を実現する。絞り羽根枚数は9枚。フィルターは、フィルター径52mmの差し込み式となっている。

RF800mm F5.6 L IS USM
「RF800mm F5.6 L IS USM」のレンズ構成図。

■耐久性と信頼性を追求

赤外線の反射率を高めた遮熱塗料を採用し、炎天下の長時間撮影でもレンズの温度上昇を抑制する。また、マウント部・スイッチ部・フォーカスリングなどに防塵・防滴構造を採用し、Lレンズにふさわしい信頼性を確保している。

RF1200mm F8 L IS USM
「RF1200mm F8 L IS USM」のシーリング。

■エクステンダーの装着でさらなる超望遠撮影が可能

別売りのエクステンダー「RF1.4×」「RF2×」を装着することで、焦点距離を「RF800mm F5.6 L IS USM」は1600mm相当、「RF1200mm F8 L IS USM」は2400mm相当まで拡張することができる。

RF800mm F5.6 L IS USM

「RF400mm F2.8 L IS USM」の光学系を継承。最短撮影距離は2.6m。参考価格は2,266,000円 (税込)。

RF800mm F5.6 L IS USM
[マウント] キヤノンRFマウント [焦点距離] 800mm [開放絞り] F5.6 [最小絞り] F64 [レンズ構成] 18群26枚 [画角] 水平 02°35′、垂直 01°40′、対角線 03°05′ [絞り羽根枚数] 9枚 [最短撮影距離] 2.6m [最大撮影倍率] 0.34倍 [フィルター径] 差し込みφ52mm [最大径×長さ] φ163×432mm [質量] 約3140g

RF1200mm F8 L IS USM

「RF600mm F2.8 L IS USM」の光学系を継承。最短撮影距離は4.3m。参考価格は2,662,000円 (税込)。

RF1200mm F8 L IS USM
[マウント] キヤノンRFマウント [焦点距離] 1200mm [開放絞り] F8 [最小絞り] F64 [レンズ構成] 18群26枚 [画角] 水平 01°45′、垂直 01°10′、対角線 02°05′ [絞り羽根枚数] 9枚 [最短撮影距離] 4.3m [最大撮影倍率] 0.29倍 [フィルター径] 差し込みφ52mm [最大径×長さ] φ168×537mm [質量] 約3340g