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猫を眺めてほっこりしているうちに、賢くなれる写真集『にゃんこ四字熟語辞典』発売

書籍『にゃんこ四字熟語辞典』が発売された。

本書は可愛い猫の写真をながめているうちに、いつのまにか四字熟語が身についてしまう、一石二鳥の猫写真集。

どこかで耳にしたことがある四字熟語も、可愛い猫写真と組み合わせてみれば、難しい漢字の羅列が、ユーモラスに見えてくる。

世界中から集めた可愛い猫写真に、四字熟語でツッコミが入れられている。

家族やパートナー、友人、きょうだいや孫、祖父母と一緒に楽しめる、プレゼントにも最適な一冊だ。

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西川清史 コメント
ある日、ある時。

かわいいにゃんこの写真を眺めていたら、なぜか突然、臥薪嘗胆(かしんしょうたん)とか、眉目秀麗(びもくしゅうれい)とか、自縄自縛(じじょうじばく)といった四字熟語が頭に浮かんできた。で、写真の横にその漢字を書きつけてみたところ、あれー、何だか面白いではないの。

ひょっとして、これで四字熟語辞典を作ってみたら愉快千万(ゆかいせんばん)なのではと思い立って、にゃんこの写真を片っ端から見始めた。でも、これが艱難辛苦(かんなんしんく)の始まり。なにしろ、にゃんこたちの写真は大概が、寝ているか、怒っているか、何かをかじっているかで、大変バリエーションが少ない。これをじーっと睨みながら、わが脳みそに四字熟語が舞い降りてくるのを待つわけなんだから。

もう苦心惨憺(くしんさんたん)、七転八倒(しちてんばっとう)しながら、粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)の末に作り上げたのがこの本という次第。

子どもたちが四字熟語を覚えるのにもこの本は役に立つかもしれません。しかも、大人になってもその熟語とともににゃんこの姿を思い出すかも。

それも欣快至極(きんかいしごく)!

西川清史(にしかわ・きよし) プロフィール

1952年生まれ。和歌山県出身。上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、文藝春秋に入社。雑誌畑を歩み、「CREA」「TITLE」編集長を経て、2018年副社長で退職。現在は瘋癲老人生活を満喫中。著書に『うんちの行方』(新潮新書 神舘和典氏との共著)、『文豪と印影』(左右社)がある。

書誌情報

『にゃんこ四字熟語辞典』
西川清史・著
B5変型・オールカラー・112ページ
定価1,540円(税込)