銀座十字屋・ディリゲント事業部は、オーストラリア Angelbird (エンジェルバード) 社のCFexpress Type Bカード「AV PRO CFexpress MK2」と「AV PRO CFexpress XT MK2」の2シリーズを発売した。
高度な映像制作に適した大容量・高速CFexpress Type Bカード「AV PRO CFexpress MK2」
独自の転送安定化技術「Stable Stream」により、最大読込速度は1785MB/s、最大書込速度は1550MB/sに達し、12K RAW動画記録をカバーする持続記録性能1300MB/sを実現。高ビットレートの動画記録のように膨大なデータ転送が求められるシーンでも、高い信頼性を持つ大容量CFexpress Type Bカードとなっている。
容量は、1TB、2TB、4TBの3モデルをラインナップ。価格はオープンで、参考価格は1TBが70,400円、2TBが140,800円、4TBが264,000円 (いずれも税別)。1TBと2TBは3月24日発売、4TBのみ4月上旬発売の予定。
「AV PRO CFexpress MK2」は、RED Digital Cinema社の8Kシネマカメラ「V-RAPTOR」に対応した記録メディアとしてRED社から公式に承認されており、8K RAW 120fpsの記録要件をクリアしている。
高画素機の高速連写に適した高耐久・高速CFexpress Type Bカード「AV PRO CFexpress XT MK2」
独自の転送安定化技術「Stable Stream」により、最大読込速度は1785MB/s、最大書込速度は1600MB/sに達し、持続記録性能は1480MB/sを実現する。高ビットレートの動画撮影に加え、高画素・高解像度のミラーレスカメラなどを使った高速連続撮影にも耐えるデータ書込速度と高い信頼性を持つCFexpress Type Bカードとなっている。
容量は330GB、660GB、1320GB (1.3TB) の3モデルをラインナップ。価格はオープンで、参考価格は330GBが70,400円、660GBが140,800円、1320GBが264,000円 (いずれも税別)。330GBと660GBは3月24日発売、1320GBのみ4月上旬発売の予定。
キヤノン「EOS R3」「EOS R5」、ニコン「Z 9」「Z 7II」「Z 6II」など、主なCFexpress Type Bカード使用モデルでの動作確認がとられている。
同社の「Angelbird CFexpress Type B Card Reader (CFX32PK)」を使えば、パソコンへのデータ転送を最高20Gb/s (USB3.2 Gen2 ×2接続時) で行えるほか、Mac専用アプリの「Angelbird SSD Manager」を使うことで、CFexpress Type Bカードを出荷時状態へ復元させることができる。