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“闘魂”を50年撮り続けた写真家・原悦生の集大成となる書籍「猪木」発売

プロレス専門誌『Gスピリッツ』の書籍シリーズ第17弾として、写真家・原悦生の最新刊「猪木」が発売された。

原は高校生の頃、勝手にリングサイドに入りアントニオ猪木を初めて撮影。

大学時代に新日本プロレスに直談判して正式な撮影許可を得た原は、スポーツニッポンに入社してからも会社を休んで“燃える闘魂”を約50年間追い続けた。

また、猪木が政治家に転身してからは海外での活動にも同行することがあったという。

「モハメド・アリとの世紀の一戦」、「BI砲が復活した夢のオールスター戦」、「第1回IWGPで起きた舌出し失神事件」、「マサ斎藤との巌流島決戦」、「キューバのカストロ議長との会談」、「イラクの邦人人質解放」、「北朝鮮で開催された平和の祭典」など。

猪木史に残る出来事を至近距離で目撃してきた著者が蔵出しエピソードを収録。

さらに1980年代に新日本プロレス中継『ワールドプロレスリング』のアナウンサーとして、「猪木」の魅力を過激な実況でお茶の間に伝えた古舘伊知郎とのスペシャル長尺対談も掲載されている。

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原悦生(はら・えっせい 本名はら・えつお)プロフィール

1955年、茨城県つくば市生まれ。早稲田大学卒。スポーツニッポンの写真記者を経て、1986年からフリーランスとして活動。16歳の時に初めてアントニオ猪木を撮影し、それから約50年、プロレスを撮り続けている。猪木と共にソ連、中国、キューバ、イラク、北朝鮮などを訪問。サッカーではUEFAチャンピオンズリーグに通い続け、ワールドカップは1986年のメキシコ大会から9回連続で取材している。プロレスの著書に『猪木の夢』、『Battle of 21st』、『アントニオ猪木引退公式写真集 INOKI』などがある。AIPS国際スポーツ記者協会会員。

書籍情報

「猪木」(G SPIRITS BOOK vol.17)
写真/著:原悦生
判型:A5
頁数:448ページ
定価:2,530円(税込)