ニュース

ゴールは写真集完成と写真展開催! 写真家と編集者による実践的ワークショップが開講

自然風景をモチーフに地球の表情を捉えてきた写真家 GOTO AKIさんと、人物写真やスナップの作品集を多く手がけてきた写真編集者の池谷修一さんが、共同で講師を務めるワークショップが開講する。

写真の研究と実践
GOTO AKIさん (左) と池谷修一さん (右)

 

講座は2コース。「写真の研究と実践I−作品集を作る」は、32ページの小写真集を完成させることを目指すもの。すぐれた作家の作品についての講義もおこなう。また「写真の研究と実践II−展示空間を作る」では、グループ展の開催を目指して、空間で作品を見せる実力を養う。

写真を撮るところから、セレクト、プリント制作、写真編集、作品発表までのプロセスを、全10回の実践の中で学ぶことができる。

ワークショップ概要

① 写真の研究と実践I−作品集を作る
② 写真の研究と実践II−展示空間を作る

開催日
第1回 2022年5月21日 (土)
第2回 2022年6月18日 (土)
第3回 2022年7月16日 (土)
第4回 2022年8月20日 (土)
第5回 2022年9月17日 (土)
第6回 2022年10月15日 (土)
第7回 2022年11月19日 (土)
第8回 2022年12月17日 (土)
第9回 2022年1月14日 (土)
第10回 2022年2月18日 (土)

時間
各回 ①11:00~14:00、②15:30~18:30

主催・講師
GOTO AKI、池谷修一

募集人数
各講座12名

会場
AL 2F Kitchen Studio (東京都渋谷区恵比寿南3-7-17)
http://www.al-tokyo.jp/

参加費
① 148,500円 (税込) : 受講料120,000円+冊子制作費15,000円 (プリンティングディレクターによる印刷データ作成費、オンデマンド印刷、製本代を含む)
② 148,500円 (税込) : 受講料120,000円+修了展示参加費15,000円 (ギャラリー利用費、DM制作費を含む)

申し込み方法
件名に「写真の研究と実践I−作品集を作る」または「写真の研究と実践II−展示空間を作る」と必ず記載し、名前、連絡のつきやすい連絡先 (携帯番号など) を明記のうえ yoyaku@al-tokyo.jp までEメールにて申し込み。
 
基本情報
https://al-tokyo.blogspot.com/search/label/2F%20KITCHEN?fbclid=IwAR3v5cRpYZpyVzF_Io-pK-67O6Ub4qEkLYeGTxIKkQj66SYIptNyQFaLngM

講座内容についての問い合わせ
名前を明記のうえ gotoiketaniws@gmail.com までEメールにて。

AL

 

GOTO AKI

GOTO AKI

1972年、川崎市生まれ。東京綜合写真専門学校写真芸術第二学科・上智大学経済学部経営学科卒業。1993~94年の世界一周の旅から今日まで56か国を巡る。株式会社丸紅にて天然ガスパイプライン輸送ビジネスに携わった後、東京綜合写真専門学校へ入学。鈴木清氏、小林のりお氏に学ぶ。現在、日本の風景をモチーフに地生命の胎動を捉える創作を続け、新たな風景写真を生み出している。写真展・写真集『terra』(キヤノンギャラリーS / 赤々舎) にて、2020年日本写真協会賞新人賞受賞。武蔵野美術大学造形構想学部映像学科・日本大学芸術学部写真学科非常勤講師。
→ WEBサイト

池谷修一

池谷修一 (Shuichi Iketani)

横浜市生まれ。武蔵大学人文学部卒業。Bゼミスクール参加。展覧会制作の仕事を経て編集者に。2011年~2020年、アサヒカメラ編集部に在籍。写真集の編集や展覧会のキュレーションを行っている。木村伊兵衛写真賞事務局担当。主な編集作品に『WOMEN』(ソール・ライター)、『terra』(GOTO AKI)、『On The Corner』(ハービー・山口、中藤毅彦、大西みつぐ)、『深い沈黙』(小林紀晴)、『少女礼讃』(青山裕企)、『90Nights』(藤代冥砂)、『新編・代官山17番地』(ハービー・山口) など。近年手掛けた展示に「写真家はどこから来てどこへ向かうのか —世界を歩き、地球を変換する写真」(西野壮平× GOTO AKI)、「ウロボロスのゆくえ」(土田ヒロミ)、「すべて光」(熊谷直子×川上なな実)、「CUT OFF」(田口るり子)、「KIPUKA: Island in My Mind」(岩根愛)、「七菜乃と湖」(笠井爾示)、「遠い光 – Lost Asia -」(小林紀晴)、「裸足の蛇」(佐藤岳彦)、「マリアンナ」(蓮井元彦)など。
→ Instagram

 

〈文〉高橋佐智子