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トランスミッターが分離、ワイヤレスでも使える薄型ストロボ「FlaxhQ X20」の富士フイルムXシリーズ用

銀一は、富士フイルムのTTL調光 (P-TTL調光/ADI調光) に対応したLightPix Labs (ライトピックスラボ) の薄型クリップオンストロボ「FlashQ X20 for FUJIFILM」を2022年4月22日に発売した。希望小売価格は22,000円 (税込)。

FlashQ X20 for FUJIFILM

 

「FlashQ X20 for FUJIFILM」は、富士フイルムのXシリーズやGFXシリーズのTTL調光に対応するスリムなクリップオンストロボ。2021年7月にはソニー用の「FlashQ X20」が発売されている。

最大ガイドナンバーは20 (ISO100) で、マニュアル発光時には発光量を7段階に調整可能。ヘッド (発光部) は上方へ向けることができ、0° (正面)、45°/ 60°/ 75°/ 90°の5段階にバウンス角度を調整できる。

FlashQ X20 for FUJIFILM
ストロボ使用時のイメージ。
FlashQ X20 for FUJIFILM
背面中央には円形の液晶表示。左右の上下ボタンで設定を行う。

 

正面にはLEDライトを内蔵し、ライティング効果を確認するためのモデリングランプとして使うほか、ビデオライトモードでは色温度を3000〜5500Kの範囲で調整して照明として使うことができる。

FlashQ X20 for FUJIFILM
LEDライト使用時のイメージ。
FlashQ X20 for FUJIFILM
ビデオライトモード時は光量と色温度の設定が可能。

 

「FlashQ X20」の大きな特徴が、ホットシュー部分がワイヤレス発光時のトランスミッターとして分離する点。ストロボ本体から外したトランスミッター部をカメラのアクセサリーシューにセットし、「FlashQ X20」をオフカメラストロボとして使用する。

FlashQ X20 for FUJIFILM
本体底部のネジ穴を使い雲台にセットすることができる。
FlashQ X20 for FUJIFILM
本体から分離したFlashQ TTLトランスミッター。

 

電源には、単3形アルカリ乾電池、または単3形ニッケル水素充電池を2本使用する。トランスミッター部はリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、USB充電を行う。さらに、本体にもUSB端子があり、ニッケル水素充電池の充電をUSB接続によって行うことも可能となっている。

FlashQ X20 for FUJIFILM
付属のUSB充電ケーブルは2股になっており、トランスミッターと本体内のニッケル水素充電池の両方を同時に充電できる。

LightPix Labs FlashQ X20 for FUJIFILM 主な仕様

ガイドナンバー 20 (ISO100時)
照射角 32mmレンズの画角をカバー
発光量 1/64〜1/1 (7段階手動コントロール)
色温度 5600K±200K
発光回数 100回 (新品ニッケル水素充電池使用時)
発行間隔 4秒 (ニッケル水素充電池使用時)、5秒 (アルカリ乾電池使用時)
LEDライト照度 最大60lux/m
LEDライト照射時間 約1時間 (LED最大出力、ニッケル水素充電池使用時)
LEDライト色温度 モデリングモード:5500K、ビデオライトモード:3000〜5500K±300K
CRI 90
ワイヤレス周波数帯 2.4GHz
ワイヤレス伝送距離 10m
サイズ 高さ10.1×幅5.9×奥行き3cm (FlashQ TTLトランスミッターを含む)
重量 120g (本体のみ)
同梱品 FlashQ TTLトランスミッター、カラージェルフィルター (6色)、USB充電ケーブル、保護ポーチ