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デフォルメ効果でインパクトのある写真に! 対角魚眼レンズ「Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF」

ケンコー・トキナーは、APS-Cミラーレスカメラ向けの対角魚眼レンズ「トキナー SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF」を2022年6月17日に発売する。ソニーEマウントと富士フイルムXマウントの2種類が用意され、希望小売価格は59,400円 (税込)。

Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF
ソニーEマウント用

 

「トキナー SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF」は、180°の広い画角を持つ対角魚眼レンズ。超望遠ミラーレンズの「SZ 500mm F8 Reflex MF」「SZX 400mm F8 Reflex & 2XエクステンダーKIT MF」に続く、特徴ある光学系を持つSZシリーズの新モデルとして誕生した。トキナーには一眼レフ用魚眼ズームレンズ「AT-X 107 DX Fisheye」があり、「SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF」は新世代のミラーレスカメラ用魚眼レンズという位置づけがされている。

Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF
富士フイルムXマウント用の使用例

 

レンズ構成は9群11枚。対角線画角は180°あり、APS-Cフォーマット機で対角魚眼レンズとして使えるほか、ソニーEマウントではフードを外し、フルサイズ機に装着すれば全周魚眼レンズとして使うこともできる。魚眼レンズ特有の歪みを利用して、インパクトのある表現が可能となる。

Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF
手のひらサイズで、重量は約280g

 

小型軽量ながら金属鏡筒が用いられ、フォーカスリングの操作感はスムーズ。絞りリングはクリックがないタイプで、動画撮影にも対応する。フォーカス、露出は完全マニュアルで、電気接点を持たないため、カメラにより「レンズなしレリーズの許可」の設定が必要。撮影データのEXIF情報は記録されない。

Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF
バヨネット式の専用レンズフードが付属

 

圧倒的に広い画角を持ち、小型軽量で絞りリングはクリックレスであることから、写真撮影だけでなく、ジンバルに載せてのVlog撮影やドローンに搭載しての空中撮影など、動画分野でも活用できるレンズとなっている。

Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF
かぶせ式の樹脂製レンズキャップが付属

Tokina SZ 8mm F2.8 FISH-EYE MF 主な仕様

対応マウント ソニーE、富士フイルムX
焦点距離 8mm
フォーカス方式 マニュアルフォーカス
レンズ構成 9群11枚
画角 180° (APS-C)
開放絞り F2.8
最小絞り F22
絞り羽根 7枚
最短撮影距離 0.1m
フィルター 取付不可
最大径×長さ φ59.8×52.0mm (ソニーE)、φ59.8×52.3mm (富士フイルムX)
重さ 約280g
付属品 専用フード BH-501、フロントキャップ、リアキャップ