アスクは、Shenzhen Arashi Vision社の小型アクションカメラ「Insta360 ONE RS 1-inch 360 Edition」を2022年7月中旬に発売する。参考価格は118,800円 (税込)。
小型軽量のアクションカメラや360°カメラを展開するInsta360の新製品「Insta360 ONE RS 1-inch 360 Edition」は、360°アクションカメラの上級機。従来の「Insta360 ONE RS」や「Insta360 ONE X2」の360°カメラが2/3インチセンサーを採用していたのに対し、大型の1インチセンサーを搭載することにより、いっそう高精細な画像・映像が撮れ、暗いシーンにも強くなった。
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■ライカカメラと共同開発した360°レンズ
センサーが大きくなった分、カメラ部も大きくなるため、より高い光学性能が求められる。これを実現するために、ライカカメラ社との共同開発によるレンズ「SUPER-SUMMICRON-A 1:2.2 / 6 ASPH.」が2つ搭載されている。
1インチセンサーとライカレンズの組み合わせで、6Kの360°映像や2,100万画素の360°写真を撮ることが可能。従来モデルが苦手としていた暗所での撮影能力が向上し、夜景や星景の撮影にも活用できる。
■「insta360 ONE RS」と互換性のあるモジュール構造
「Insta360 ONE RS 1-inch 360 Edition」はカメラ部をグリップ部から分離できるモジュール構造。従来の「Insta360 ONE RS」や「Insta360 ONE R」のコアと組み合わせることも可能で、これらのユーザー向けにカメラ部、バッテリー、マウントブラケットをセットにしたアップグレードバンドルも用意される。こちらの参考価格は96,600円 (税込)。
コアモジュールは、「Insta360 ONE RS」と共通のもので、容量1,350mAhの新しい縦型バッテリーベース、グリップを兼ねたマウントブラケットをカメラ部に接続して撮影する。
■ジンバルいらずの高度な手ブレ補正
6軸ジャイロスコープと独自の画像手ブレ補正アルゴリズムFlowState技術により、電動ジンバルを使ったかのように画面の揺れのないスムーズな映像を作り出すことができる。また、360°水平維持機能により、カメラが傾いても、水平が崩れず安定した映像が得られる。
■AIを活用した画像処理「PureShot」
高度な画像処理を行う「PureShot」機能により、ノイズを抑えながら、広ダイナミックレンジを実現。さらに、アクティブHDR機能では、9枚の写真を合成し、ハイライト部をコントロールして高品質なHDR画像を得ることができる
■専用アプリで多彩な動画編集
専用の「Insta360」アプリ (Android、iOS対応) は、AIによる編集機能の強化により、スマートフォンやタブレットで簡単に動画編集を行える。360°動画の素早い編集と書き出しが行える「スナップウィザード」、好みの視点で動画を切り出す「キーフレーム」、被写体を追尾して動画を編集する「ディープトラック2.0」、AIが360°動画からハイライトシーンを切り出す「オートフレーム」など多彩な映像表現が楽しめる。より高度な動画編集を行うパソコン向けソフトウェア「Insta360 Studio 2022」(Windows、macOS対応) も用意されている。
Insta360 ONE RS 1-inch 360 Edition 主な仕様
撮像素子 1インチCMOSセンサー×2
焦点距離 6.52mm相当 (35mm判換算)
開放F値 F2.2
ISO感度 ISO100〜3200
シャッター速度 1/8000〜120秒
露出補正 ±4EV
ホワイトバランス 2000〜10000K
写真解像度 6528×3264 (2:1)
動画解像度 6144×3072@25/24fps、5888×2944@30fps、3840×1920@30/25/24fps、3040×1520@50fps
最大動画ビットレート 120Mbps
画像ファイル形式 insp、RAW (dng)
動画ファイル形式 insv
動画モード スタンダード動画、タイムラプス、タイムシフト、ループ録画
液晶モニター コアモジュールに搭載
記録媒体 microSDカード UHS-Ⅰ 動画スピードクラスV30 (最大容量1TB)
Bluetooth BLE5.0
Wi-Fi 5GHz 802.11ac
USB USB Type-c
バッテリー 1350mAh
連続撮影時間 62分 (6K@30fpsモードで測定)
防水規格 IPX3相当
幅×奥行き×高さ 53.2×49.5×129.3mm
重量 239g