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最新スマホ写真は肉眼を超えた! 夜景ポトレで“ドラマチックな1枚”に挑戦した「Galaxy×CAPA」撮影会レポート

兵庫県神戸市・メリケンパークにて2022年7月16日に『Galaxy×CAPA モデル&夜景撮影会 in 神戸』が開催されました。参加者は最新スマートフォンを用いて、美しい夕焼けや神戸の夜景撮影を、プロカメラマンのレクチャーのもとに楽しみました。

講師には上田晃司さんとコムロミホさんをお呼びし、スマホカメラの設定やテクニック、夜景撮影のコツなどを伝授。今回は撮影会の様子を、写真と動画でレポートします。

今回参加者には全員に最新スマートフォン「Galaxy S22 Ultra」が貸し出され、簡単にプロレベルの夜景写真が撮れる「ナイトグラフィー」や、背景ボケを生かした撮影を体験しました。

以前、Galaxy S22 Ultraは上田晃司さんによる実写レビュー記事をお届けしました。実機に初めて触れる参加者もいるなかで、その実力をみんなで確かめるまたとない機会となりました。

難しい夜景撮影に挑むための予備知識!

コムロミホさん(左)、上田晃司さん(右)

実際の撮影の前に、まずは上田さんとコムロさんによるGalaxy S22 Ultraのカメラ機能を解説。Galaxy S22 Ultraには多くのカメラモードがありますが、「ナイトモード」は“肉眼を超える”と上田さんは言います。

上田さん「ナイトモードによる高精細な撮影は、写真に立体感を与えます。そのため“肉眼”を超えた美しさが表現されることがあると感じました。ポートレート撮影では、明るいところと暗いところを一度にしっかり撮れるので、モデルさんの肌感や背景の丸ボケを意識した写真を簡単に撮ることができます。撮っていて楽しいモードです」

また、「プロモード」は簡単に一眼カメラのような「自分好みの表現」を狙えるのも魅力だといいます。

上田さん「プロモードでは一眼カメラのようなオリジナルの設定を作ることができるので、他のモードでは撮影できない+αの部分まで踏み込めます。自分で設定を自由に変えられるからこそ、難しい天体写真や光跡写真の長時間露光の表現も、手軽に楽しめました。また、画像処理に対応できるRAWデータでも保存できるため、作品づくりに適したモードに感じました」

コムロさんからは夕景写真の上手く撮影するコツを伝授。ポイントは撮影する時間帯にあるようです。

コムロさん「夜景はいつ撮っても美しい訳ではないんです。日没約20分前、空に青みが少しある“ブルーモーメント”の時間がおすすめ。沈みきってしまうと暗くなり過ぎてしまうため、空が重く感じてしまう。そんなときはホワイトバランスをアンバーに設定することで青い空と夜景の温かみのどちらも表現したいと思います。」

■動画では先生の作例と共に、Galaxy S22 Ultraの魅力を解説!

いざ!夕景写真のベストタイミング“ブルーモーメント”を狙う

室内で教わったことを実践!外へ出て撮影開始です。

コムロさんのお話にあった“ブルーモーメント”を狙うべく、日没の約30分前に出発。

注意点としては、目で見ている以上にGalaxy S22 Ultraは鮮やかに写るため、「少し暗め」の設定にすることでより深い色を表現できるとのこと。

上田さん「ホワイトバランスをアンバーに設定することで青の美しさが際立ちますが、モデルさんの顔色が悪くなってしまうのには注意が必要です。それを避けるためには天候や好みによって色を探すことが大切。指標として日没すぐは5600K、ブルーモーメントは4500〜5500K、暗くなったら2500〜3200Kと覚えておけば安心です」

また、Galaxy S22 Ultraは撮影後に背景のボケ感を調節する機能も備わっています。まずは色を重視してスピーディに撮影し、その後で自分の好みの写真に仕上げるという楽しさも、参加者は体験できました。

撮影:コムロミホさん

難しい夜景ポートレートは“立体感とボケ感”を意識!

次に公園内を移動し、橋の上でポートレート撮影にトライ。

まずは港側にある観覧車を背景に。スマホ内蔵ストロボを発光させることで、近くに立つモデルさんの肌のみに光が当たり、艶感を綺麗に出せました。またナイトモードでは背景の観覧車は暗くなることなく、鮮やかで美しいボケ感を表現することができました。

内陸側のビル群を背景に撮影した際は、いつも見ている風景が一気にドラマチックに。建物のまばらな光や街頭の温かみのある光を意識することで、都会感のあるポートレート写真に仕上がりました。

撮影:上田晃司さん

写真を撮る際に重要な“構図”ですが、自分の目線で撮るとモデルさんの表情と背景の建物が重なり、ごちゃごちゃとした写真になってしまうことがあります。

そこで少し変化をつけるために、目で見たままの位置から撮影するのではなく、腰を落とし下から覗くようなアングルにしてみたり、背景がすっきりしている所へモデルさんを導いたりと“自分が動く”ことが重要だといいます。

小さなスマホだからこそ簡単に動かせ、試すことができるので、みなさん表現の幅が広がった様子でした。

参加者の方「自分のスマホで撮れる写真のバリエーションや表現の幅に驚いた。Galaxy S22 Ultraは画角違いの4つのレンズを素早く変更できるので、いろいろな画角やアングルを試せました。ナイトモードの夜景撮影はいつもと違った世界を見ているようでした」

>>Galaxy S22 Ultra の詳細はこちら!

番外編 水たまりを活用したいつもとは違ったスマホ写真

撮影会中は雨に見舞われなかったものの、その前後は生憎の雨模様。そんな中でも、上田さんとコムロさんは“水たまり”に注目。水たまりを使うポイントは水面ギリギリまでカメラを近づけること!そのレクチャーのもとで撮影してみると幻想的な世界が広がり、先生も参加者の皆さんも夢中になっていました。

撮影:上田晃司さん

最後に、上田さんコムロさんからイベントの総評をいただきました!

※撮影時のみ一部マスクを外しています。

〈モデル〉曽根乙笑・袴田早紀(劇団ひまわり)
〈動画〉4thCLUE
〈文・写真〉中丸ひなこ
〈協力〉Galaxy