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ノイズを抑制して高音質で収録できる小型のショットガンマイク「ソニー ECM-G1」

ソニーは、デジタル一眼カメラαシリーズ用のアクセサリーとして、ショットガンマイクロホン「ECM-G1」を2022年8月12日に発売する。希望小売価格は18,920円 (税込)。

ECM-G1

■MIシュー対応でケーブルレス・バッテリーレスで使用できる

デジタル一眼カメラαシリーズやVlog撮影向けのVLOGCAMシリーズなどが搭載するMI (マルチインターフェース) シューに対応しており、ケーブルレスでカメラと接続できる。カメラからマイクに電源を供給することができ、バッテリーも不要だ。マイクのバッテリー切れを心配することなく撮影できる。また、ケーブルが必要ないため、バリアングルのLCDモニターを横開きにして撮影する際も、ケーブルの干渉を心配する必要がない。

ECM-G1
「α7C」と組み合わせた使用例

■大口径マイクカプセルを搭載

約14.6mmの大口径マイクカプセルを搭載し、クリアで聞き取りやすい音声を収録。人の声の収音性にも優れている。また、スーパーカーディオイド (前方指向性) の特性を備え、周囲の環境音を抑えて、カメラ前方の音を強調してクリアに収音することができる。さまざまな環境でクリアな音を収録できるだけでなく、映像編集時の音声編集にかける時間も短縮できる。

ECM-G1

■振動ノイズを抑える防振構造

防振ダンパーの採用や構造の最適化により、高い防振構造を実現。レンズのズーミングやフォーカシングの振動ノイズを効果的に抑制する。付属のウインドスクリーンはファータイプで、風ノイズを低減した収音が可能だ。

ECM-G1
ウインドスクリーン装着例

■機動力の高い撮影が可能

最大外形寸法は約W28.0×H50.8×D48.5mm、質量は約34gと小型軽量を実現。高さと奥行きを抑えたことで、カメラに装着した状態での持ち運びが便利なだけでなく、ジンバルやグリップとも組み合わせやすい。また、広角レンズ使用時でもマイクの映り込みを心配することなく撮影でき、マイク後方の形状も短いため、撮影者の顔にマイクが当たることなく、ファインダーを覗いての撮影でもじゃまにならない。

ECM-G1

■外部マイク出力端子を搭載

マイク側に「外部マイク出力端子」が搭載されており、MIシュー非搭載のカメラやPC、スマートフォン、タブレットなどと組み合わせて使うこともできる。

ECM-G1

ECM-G1
「Xperia PRO-I」と組み合わせた使用例

ソニー ECM-G1 主な仕様

シュー形状 マルチインターフェースシュー
本体電源供給方法 マルチインターフェースシュー プラグインパワー
形式 バックエレクトレットコンデンサー型
モノラル/ステレオ モノラル
指向性 スーパーカーディオイド
最大外形寸法 約W28.0×H50.8×D48.5mm (ウィンドスクリーン、突起部を除く)
質量 約34g (本体のみ)
付属品 ウインドスクリーン、端子保護キャップ、ポーチ、録音ケーブル