ケンコー・トキナーは、SLIKのファミリー向け三脚「GX-S 6400」と「GX-S 7500」、自立一脚「スタンドポッドGX-S」を2022年9月22日に発売した。
SLIK GX-S 6400
雲台部分と本体部分にプラスチック素材を使い、強度の高いアルミ製の角型の脚パイプと組み合わせることで、軽量化と低価格を実現したファミリー向け三脚「GX 6400」をベースに、スマートフォン対応クイックシューを装備することで機能アップを図ったのが本製品。希望小売価格は7,920円 (税込)。
21mm角の脚パイプは4段式で、ステーが付いており素早く開閉できる。脚の伸縮を行うロックはレバー式で、初心者にも扱いやすい。全高はエレベーターを上げた状態で1,540mmあり、アイレベルに十分な高さが得られる。縮長は50cmを切る約470mm。
雲台は3ウェイになっており、上下 (ティルト)、左右 (パン)、縦位置と横位置の切り替えの3方向を調整できる。クイックシューは横長・縦長のいずれにも装着可能な形状で、ミラーレスカメラや一眼レフだけでなく、ビデオカメラの取り付けにも対応する。なお、雲台は三脚から分離できない。
クイックシューはスマートフォンホルダーも兼ねており、ホルダー部分を起こすだけでスマートフォン (幅58〜90mm、厚さ12mm以内) を固定できる。
[全伸長] 1,540mm [伸長] 1,275mm [最低高] 455mm [縮長] 470mm [段数] 4段 [最大脚径] 21mm (角型) [耐荷重] 1.5kg [重量] 1,250g [材質] アルミ [付属品] スマートフォン対応クイックシュー、ケース
SLIK GX-S 7500
ロングセラーのファミリー向け三脚「GX 6400」をベースに、脚をより太いものとし、全伸長を1,720mmに伸ばした上位モデル。スマートフォン対応クイックシューは本製品にも装備。希望小売価格は9,350円 (税込)。
脚パイプを「GX-S 6400」の21mm角型から24mm角型にサイズアップ。縮長は「GX-S 6400」とあまり変わらない約480mmだが、脚の段数を5段とすることで全高を1,720mm (エレベーターを上げた状態) までアップした。脚はステー付きで素早く開閉できる。脚の伸縮を行うロックはレバー式で、初心者にも扱いやすい。
雲台は3ウェイになっており、上下 (ティルト)、左右 (パン)、縦位置と横位置の切り替えの3方向を調整できる。クイックシューは横長・縦長のいずれにも装着可能な形状で、ミラーレスカメラや一眼レフだけでなく、ビデオカメラの取り付けにも対応する。なお、雲台は三脚から分離できない。
クイックシューはスマートフォンホルダーも兼ねたタイプで「GX-S 6400」と共通。ホルダー部分を起こすだけでスマートフォン (幅58〜90mm、厚さ12mm以内) を固定できる。
[全伸長] 1,720mm [伸長] 1,485mm [最低高] 460mm [縮長] 480mm [段数] 5段 [最大脚径] 25mm (角型) [耐荷重] 1.5kg [重量] 1,320g [材質] アルミ [付属品] スマートフォン対応クイックシュー、ケース
SLIK スタンドポッド GX-S
自立脚付き一脚「スタンドポッド GX-N」にスマートフォン対応クイックシューを装備することで、機能アップを図ったのが本製品。希望小売価格は10,780円 (税込)。
ミニ三脚の雲台と脚部の間に延長ポールを挟んだような構造の自立脚付き一脚。一辺が24mmの角型ポールは4段式で、全高は1,875mmに達し、人垣の後ろからカメラを構えることができる。脚部はレバーロック式で、素早く伸縮が行える。
3ウェイ雲台およびクイックシューは、「GX-S 6400」「GX-S 7500」と同じもので、一脚から取り外せる構造になっている点が相違点となっている。クイックシューはスマートフォンホルダーも兼ねたタイプで「GX-S 6400」「GX-S 7500」と共通。ホルダー部分を起こすだけでスマートフォン (幅58〜90mm、厚さ12mm以内) を固定できる。
本製品は雲台、ポール、ミニ三脚の3つブロックで構成されており、雲台とミニ三脚を組み合わせると、ミニ三脚として使用できる。なお、ミニ三脚の脚部は開脚角度が変えられるステー付きで、各脚は2段伸縮式となっている。また、ポール部に付属の一脚転用アダプター (石突) と雲台を取り付ければ、一脚として使用できる。
[伸長] 1,875mm [最低高] 630mm [縮長] 710mm [段数] 4段 [最大脚径] 24mm (角型) [耐荷重] 1kg [重量] 1,045g [材質] アルミ [付属品] スマートフォン対応クイックシュー、一脚転用アダプター、ケース