キヤノンは、家庭用インクジェット複合機「PIXUS (ピクサス)」シリーズの新製品4モデルを2022年11月10日より順次発売する。価格はオープン。
Canon PIXUS TS8630
インクジェット複合機のメインモデル。染料5色＋顔料ブラックの6色ハイブリッドインクを使用し、写真もキレイにプリントできる。カラーはブラック、ホワイト、レッドの3色。2022年11月10日に発売。参考価格は40,150円 (税込)。
2021年11月に発売された「TS8530」の後継機種。基本性能は2021年モデルに準じるが、印刷速度の向上が図られた。写真プリントの印刷速度はL判1枚が16秒から10秒へとスピードアップ。普通紙印刷では、連続印刷時の待ち時間の短縮、自動両面印刷時の待ち時間の短縮などが図られた。
タッチパネル式の4.3型ワイド液晶パネルを引き続き搭載。印刷・コピーの設定をスムーズに行うことができる。Wi-Fi接続が可能で、PCやスマートフォンからの印刷に対応する。
[最高解像度] 4800×1200dpi [インク] 6色独立インク (染料＝C/M/Y/BK/GY、顔料＝BK) [最大用紙サイズ] A4 [操作パネル] 4.3型ワイド カラー液晶モニター (タッチパネル式) [サイズ] 約372×345×142mm (カセット収納時/突起部を除く) [質量] 約6.6kg (プリントヘッド、インクタンク含む)
Canon PIXUS XK110
低ランニングコストで高機能のインクジェット複合機。染料4色＋顔料ブラックの5色ハイブリッドインクを使用し、写真もキレイにプリントできる。2021年11月に発売された「XK100」の後継機で、本体の形状・サイズは同じで、カラーがメタリックなシルバーから落ち着いたホワイトに変更された。2022年11月10日に発売。参考価格は43,450円 (税込)。
前機種からの大きな変更点は、使いたい機能だけにカスタマイズできる「Switch UI」の採用。搭載されるタッチパネル式2.7型カラー液晶パネルに、仕事・学習・ライフ・写真など使うシーンに合わせて、カスタマイズした機能のショートカットボタンを表示させることができる。さまざまな印刷機能を持つ高機能機だけに、必要な機能に素早くアクセスできるようにした。
XKシリーズの特徴は、写真も文書も低ランニングコストであること。L判写真は1枚約9.8円、A4普通紙はカラー印刷が約3.9円、モノクロ印刷で約1.5円 (いずれも税込) と、コンビニなどにある多機能コピー機よりも安くプリントできる。在宅勤務に使いたいが、写真プリントもしたいという人にぴったり。
[最高解像度] 4800×1200dpi [インク] 5色独立インク (染料＝C/M/Y/BK/、顔料＝BK) [最大用紙サイズ] A4 [操作パネル] 2.7型カラー液晶モニター (タッチパネル式) [サイズ] 約372×345×142mm (カセット収納時/突起部を除く) [質量] 約6.6kg (プリントヘッド、インクタンク含む)
Canon PIXUS G3370
大量に印刷を行うビジネスユース向けインクジェット複合機のエントリーモデル。特大サイズのインクタンク「GIGA TANK」を搭載し、低ランニングコストを実現している。カラーはブラック、ホワイトの2色。2022年12月上旬に発売。参考価格は33,550円 (税込)。
染料3色＋顔料ブラックの4色ハイブリッドインクを使用し、文書印刷にはシャープな顔料ブラック、写真印刷時には染料の3色 (シアン、マゼンタ、イエロー) を加えて、発色のよいプリントを作成する。2020年11月に発売された「G3360」の後継機種にあたり、印刷設定を確認できる1.35型液晶パネル (モノクロ) を新たに搭載した。
各色のインクボトルを本製品の大容量インクタンクに注入してプリントを行うため、なくなった色だけ補充することができる。また、普通紙のモノクロプリントなら約6,000枚、カラープリントなら約7,700枚、エコノミーモードであればさらに枚数の多いプリントが可能。ランニングコストも安く、A4モノクロプリントは約0.4円、カラープリントで約1円 (すべて税込) しかかからない。
[最高解像度] 4800×1200dpi [インク] 4色独立インク (染料＝C/M/Y、顔料＝BK) [最大用紙サイズ] A4 [操作パネル] 1.35型モノクロ液晶モニター [サイズ] 約416×337×177mm (カセット収納時/突起部を除く) [質量] 約6.0kg (プリントヘッド、インクタンク含む)
Canon PIXUS G1330
大量に印刷を行うビジネスユース向けインクジェットプリンターのエントリーモデル。特大サイズのインクタンク「GIGA TANK」を搭載し、低ランニングコストを実現している。2022年12月上旬に発売。参考価格は26,950円 (税込)。
染料3色＋顔料ブラックの4色ハイブリッドインクを使用し、文書印刷にはシャープな顔料ブラック、写真印刷時には染料の3色 (シアン、マゼンタ、イエロー) を加えて、発色のよいプリントを作成する。2018年2月に発売された「G1310」の後継機種にあたり、デザインが複合機の「G3370」に似たものに変更された。
印刷のランニングコストは複合機の「G3370」と同等。本製品はスキャナーを搭載しておらず、コピーもできない、シンプルなプリンターとなっている。
[最高解像度] 4800×1200dpi [インク] 4色独立インク (染料＝C/M/Y、顔料＝BK) [最大用紙サイズ] A4 [操作パネル] ボタン類のみ [サイズ] 約416×330×146mm (カセット収納時/突起部を除く) [質量] 約4.6kg (プリントヘッド、インクタンク含む)