ニュース

小型軽量の超望遠ミラーレンズ「Tokina SZ PRO」シリーズ3本がクラファンでお得に先行発売

ケンコー・トキナーは、トキナーブランドの超望遠ミラーレンズ3本の先行予約販売をクラウドファンディングサイト Makuake (マクアケ) で開始した。

Tokina SZ PROシリーズ

このプロジェクトはAll in型で、プロジェクト終了日の2022年11月29日までに支払いが完了した時点で購入が成立し、2022年12月末までに製品が発送される。一般発売は2023年2月頃の予定。

 

3本のレンズは、反射望遠鏡などに使われる屈折光学系を採用したAPS-Cミラーレスカメラ対応のミラーレンズ。長い焦点距離を持ちながら、小型・軽量、低価格である点が特徴。「トキナー SZ 300mmPRO Reflex F7.1 MF CF」「トキナー SZ 600mmPRO Reflex F8 MF CF」「トキナー SZ 900mmPRO Reflex F11 MF CF」の3つのレンズがあり、対応するマウントは、ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-Mの3種類。

Tokina SZ PROシリーズ
レンズ先端部から見ると、奥にドーナツ状のミラーがあるのがわかる。

 

3本のミラーレンズに使われている屈折光学系は、レンズ先端から入った光をミラーで2回反射させ、撮像素子に導く構造をしている。そのため、長い焦点距離を持ちながら、全長を短くできる。電子接点を持たない完全MFレンズで、絞り機構を持たないため絞り開放で撮影する。

Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF
これで300mm。同じ焦点距離の通常の望遠レンズに比べ、全長は短くなる。

 

ミラーレンズは、一般のレンズにある色収差がほぼ発生しないというメリットがある。その反面、従来のミラーレンズはフレアが出やすいという欠点があった。本製品では遮光環 (バッフル) の配置を最適化することで、不要な光を最小限に抑え、これまでにない高い描写性能を実現している。

また、ミラーレンズの描写の特徴の1つに個性的なリングボケがある。背景の細かなボケが、通常のレンズでは円形になるが、ミラーレンズではリング状のボケとなる。

Tokina SZ 600mm PRO Reflex F7.1 MF CF
点光源などのボケがリング状に写る。

 

ピント合わせは、オーソドックスな前玉繰り出し方式。フォーカスリングの回転角度は270°と大きく、この数値は映画用レンズに近い。ゆっくりとピント位置を調節し、シビアなピント合わせを行うことができる。

Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

3本のミラーレンズの中でもっとも焦点距離が短く、小型・軽量。手のひらサイズで、重さはわずか235gの超望遠レンズ。焦点距離は35mm判に換算すると、ソニーE、富士フイルムXマウントのカメラでは450mm相当、キヤノンEF-Mマウントのカメラでは480mm相当の画角となる。最短撮影距離は0.92mと短く、最大撮影倍率は1/2.5倍で、ワーキングディスタンスを取りながら花のマクロ撮影などを行える。

Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF

応援購入価格は、各マウント20本限定の【超早割20%OFF】で45,646円、各マウント40本限定の【早割15%OFF】で48,498円 (いずれも税込) となっている。

<作例>

Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF
観光名所の建物や町の風景を大胆に切り取ることができる。
Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF
動物園などで生き物を大きく拡大して撮影するのに便利。
Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF
日常のスナップも超望遠レンズで撮るとドラマチックになる。
Tokina SZ 300mm PRO Reflex F7.1 MF CF
最短撮影距離が短く、マクロレンズ的な使い方もできる。

[対応マウント] ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-M [焦点距離] 300mm [絞り] F7.1 (固定) [対応フォーマット] APS-C [レンズ構成] 8群8枚 [画角 (対角)] 5.4° (ソニーE、富士フイルムX)、5.1° (キヤノンEF-M) [最短撮影距離] 0.92m [最大撮影倍率] 1/2.5 [フィルター径] φ46mm (マウント側 φ34mm) [最大径×長さ] φ61×74.5mm [重さ] 約235g [付属品] ねじ込み式円形レンズフード MH-461 [保証期間] 1年間

Tokina SZ 600mm PRO Reflex F7.1 MF CF

300mmの2倍の焦点距離を持ち、やや大ぶりな鏡筒の600mm超望遠ミラーレンズ。焦点距離は35mm判に換算すると、ソニーE、富士フイルムXマウントのカメラでは900mm相当、キヤノンEF-Mマウントのカメラでは960mm相当の画角となる。300mmに比べて、圧縮効果が強まり、遠近感が消失したような被写体の重なり合いを意識した撮り方を楽しめる。

Tokina SZ 600mm PRO Reflex F7.1 MF CF

応援購入価格は、各マウント15本限定の【超早割20%OFF】で68,526円、各マウント15本限定の【早割15%OFF】で72,808円 (いずれも税込) となっている。

<作例>

Tokina SZ 600mm PRO Reflex F7.1 MF CF
約900mm相当の画角が得られるので夕日や朝日の撮影にもぴったり。
Tokina SZ 600mm PRO Reflex F7.1 MF CF
狭い画角と高い圧縮効果で都市風景を印象的に切り取ることが可能。
Tokina SZ 600mm PRO Reflex F7.1 MF CF
通常の望遠レンズでは届かない被写体にもアプローチできる。

[対応マウント] ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-M [焦点距離] 600mm [絞り] F8 (固定) [対応フォーマット] APS-C [レンズ構成] 8群8枚 [画角 (対角)] 2.7° (ソニーE、富士フイルムX)、2.6° (キヤノンEF-M) [最短撮影距離] 1.77m [最大撮影倍率] 1/2.5 [フィルター径] φ77mm (マウント側 φ34mm) [最大径×長さ] φ88.6×125mm [重さ] 約545g [付属品] ねじ込み式円形レンズフード MH-775 [保証期間] 1年間

Tokina SZ 900mm PRO Reflex F11 MF CF

APS-Cサイズ機に装着すると1000mmを大きく超える超望遠撮影が可能な900mmミラーレンズ。焦点距離は35mm判に換算すると、ソニーE、富士フイルムXマウントのカメラでは1350mm相当、キヤノンEF-Mマウントのカメラでは1440mm相当の画角となる。離れた場所の被写体を大きく拡大する能力が高く、朝日が昇る瞬間、夕日が沈む瞬間を大きく撮るような場合などに活用できる。

Tokina SZ 900mm PRO Reflex F11 MF CF

応援購入価格は、各マウント15本限定の【超早割20%OFF】で79,966円、各マウント15本限定の【早割15%OFF】で84,963円 (いずれも税込) となっている。

<作例>

Tokina SZ 900mm PRO Reflex F11 MF CF
作例。近づくことのできない遠くの被写体を大きく拡大して撮影できる。

[対応マウント] ソニーE、富士フイルムX、キヤノンEF-M [焦点距離] 900mm [絞り] F11 (固定) [対応フォーマット] APS-C [レンズ構成] 7群7枚 [画角 (対角)] 1.8° (ソニーE、富士フイルムX)、1.7° (キヤノンEF-M) [最短撮影距離] 2.61m [最大撮影倍率] 1/2.5 [フィルター径] φ86mm、φ34mm (マウント側) [最大径×長さ] φ96.1×168mm [重さ] 約725g [付属品] ねじ込み式円形レンズフード MH-861 [保証期間] 1年間

 

Makuake プロジェクトページ
https://www.makuake.com/project/kenko-tokina02/