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ポートレートの秘訣はシャッターを切る前!「TOKYO PORTRAIT AWARD 2022 × CAPA」 撮影会現場レポート

ポートレートの祭典「TOKYO PORTRAIT AWARD」とCAPAによるコラボ撮影会が2022年11月13日に開催されました。

 

写真家のコバヤシモトユキさんが提唱し、ポートレート写真の楽しさを普及するために始まった、ポートレートの祭典「TOKYO MODELS / TOKYO PORTRAIT AWARD (TPA)」。主旨に賛同して、CAPAもその活動に協力しています。

今回のコラボ撮影会には、TPAの出展作品でもお馴染み、ポートレート作品づくりでのオファーが絶えないSNSで大人気の3名のモデルが登場。各部1時間半の撮影会を楽しんだ様子をレポートします。

豪華モデルを前にシャッターが止まりません!(左から朝日奈まおさん、はせちゃん、柊里杏さん)

いざ、撮影!

各部参加者が揃ったところで、自己紹介をしていただき、みんなで楽しめる空気を作っていくのがコバヤシさん流。

まずはコバヤシさんからポートレートを撮影する際のワンポイントアドバイスから各部ともスタート。大切なことは“シャッターを切る前にある”と言います。

コバヤシさん「シャッターを切る前に、アングルや構図をイメージしてから撮りましょう。前ボケを使ったり、綺麗な光を意識することが重要です」

12時からスタートした第1部では、自然光を意識した“絵画のような写真”をイメージして撮影。スタジオ内のカーテンを使用した前ボケや、柔らかい光に注目しました。

 

第2部は自然光を使ったナチュラルな写真や、ストロボを活用して“月”をイメージした幻想的な写真を目指します。

 

第3部では広告やファッション写真をイメージして撮影。コバヤシさん手作りのアルミシートを使った反射板では“波”のように動く光を作ったり、さまざまなライティングの撮影を体験していただきました。


撮影範囲が限られてしまう中、みなさん独自のポジションを見つけて撮影。

 


自前のテザーを準備して撮影する方も。

モデルのはせちゃんは最後に「いつもとは違った撮影会だったけど、新鮮な気持ちで楽しむことができました!」と話してくれました。

今回のイベントには総勢40名の方が参戦。遠く山形県から参加してくれた方がいるなど、ポートレートにかける熱量をあらためて感じさせてくれました。帰る時には「撮れ高ありすぎ!」「初めての撮影会で緊張していたけど、来てよかった」との声をいただき、みなさん大満足な様子でした。

難しいと思われがちなポートレートをプロから学べるキッカケを、これからもCAPAは作り続けます!みなさまのご参加をお待ちしています。

 

<撮影>編集部