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写真との出会いから撮影秘話まで、写真家人生のすべてを綴った『青山裕企の写真思春紀』

青山裕企さんの写真集『青山裕企の写真思春紀』が発売された。

青山裕企の写真思春紀

 

写真家として約17年間活動し、99冊の写真集を刊行した青山さん。記念すべき100冊目は、これまでの自身の全てを綴った半生記だ。

大学生活に馴染めず失踪し、日本一周の旅で偶然写真と出会った。その後、飛ぶ会社員を撮った「ソラリ―マン」など、どのようにテーマを見つけ、掘り下げてきたのかを語る。読み物としても面白く、写真家を志している人には背中を押される気持ちになるはずだ。

青山裕企の写真思春紀

体裁 B5判・96ページ
価格 3,300円(税込)
発売日 2022年10月16日
発行 ユカイハンズパブリッシング

 

青山裕企 (Yuki Aoyama)

1978年、愛知県名古屋市生まれ。筑波大学人間学類心理学専攻卒業後、2005年に上京して写真家として独立。現在、東京都在住。フェチなのにピュアな作風で、制服やコンプレックスを魅力的に撮影。また、吉高由里子・指原莉乃・生駒里奈・オリエンタルラジオなど、時代のアイコンとなる女優・アイドル・タレントの写真集も撮影。自分なりの戦略で、写真業界の“ファーストペンギン”を目指して泳ぎ続けている。主な写真集に『schoolgirl complex』『ソラリーマン』『少女礼讃』など。2007年度キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。国内主要SNSで12万人以上のフォロワーを持つ。ギャラリー、出版レーベル、オンラインコミュニティも運営。
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〈文〉市井康延