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ド迫力で疾走するバイクの作品が優勝! CAPA「流し撮りGP 2022」第6戦の結果発表

CAPAのモータースポーツフォトコンテスト「流し撮りGP2022」第6戦の結果発表です。雨の二輪レースをダイナミックに捉えた鈴木幸男さんが優勝を獲得。鈴木さんはJRPA (日本レース写真協会) の写真コンテストでも優勝経験のある実力者です。

GP1位 鈴木幸男「HEAVY RAIN」(ルーキー応募)

作者コメント : 雨の中、果敢な攻めで巻き上がる水しぶきには迫力があります。雨に加えタイヤが跳ね上げる水しぶき、水溜りを膝で切り裂く水しぶきなど、それぞれの流れの違いがおもしろいです。水が主役の1枚です。
キヤノン EOS-1D X EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM + EXTENDER EF1.4×III シャッター優先Tvモード ISO 100
2022 鈴鹿4時間耐久ロード (鈴鹿サーキット : NISSINブレーキ ヘアピン)

GP2位 篠葉俊和「glowing lion」(ルーキー応募)

作者コメント : 思い切ってスローシャッターで撮影してみたら、面白いのが撮影できました。
ニコン D500 AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR 露出Mモード (1/5秒 F25) ISO 50 ND8フィルター
2022 WEC日本 (富士スピードウェイ : GR Supraコーナー)

GP3位 細井 渉「白雨」

作者コメント : 作品の仕上がりイメージを決め、撮影ポジションを選び、雨を待ちました。降り出した雨は予想以上に激しく、セッションが中断するほどの雨でしたが、路面に叩きつける雨粒、マシンが蹴り上げた水煙をイメージ通りに写し止めることができました。
ニコン D4 AI AF-S Nikkor ED 400mm F2.8D II (IF) + TC-20E II 露出Mモード (1/2500秒 F8) ISO 1600 WB : 晴天
2022 SUPER FORMULA (富士スピードウェイ)

GP4位 細野 勉「凱旋」

作者コメント : トップチェッカー直後の平川選手の表情を捉えることができました。
ニコン D5 AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR + TC-14E III 露出Mモード (1/640秒 F5.6) ISO 400 WB : オート PLフィルター使用
2022 WEC日本 (富士スピードウェイ : GR Supraコーナー)

GP5位 吉田和孝「激走」

作者コメント : 決勝レースの後半です。西ストレートを激走するマシンを駐車場を背景にして流し撮りしました。ブラインドでマシンが追えないので、マシンが来ることを予想しながら集中してシャッターを押しました。
キヤノン EOS R3 EF400mm F2.8L IS II USM 露出Mモード (1/30秒 F5.6) ISO 100 WB : オート 可変NDフィルター
2022 SUPER GT (鈴鹿サーキット : 西ストレート)

GP6位 鈴木京一「Rain Battle」(ルーキー応募)

作者コメント : 雨の中のレース。フォーミュラカーが巻き上げる水しぶきは形が美しく見えます。
ニコン Z 7II SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM | Sports 露出Mモード (1/500秒 F8) ISO 400
2022 SUPER FORMULA (モビリティリゾートもてぎ : S字)

GP7位 君島正弘「stillness」(ルーキー応募)

作者コメント : 金曜日の練習走行日にて撮影。強い日差しのもと走るSF車両を、コントラスト高めで表現してみました。
ニコン D500 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR 露出Mモード (1/200秒 F5.6) ISO 100 WB : オート
2022 SUPER FORMULA (モビリティリゾートもてぎ : 5コーナーイン)

GP8位 玉井敬二「近未来」

作者コメント : PEUGEOTのハイパーカーを、富士13コーナーの逆光の中で捉えました。
キヤノン EOS 7D Mark II EF400mm F2.8L IS II USM + EX EF1.4×III 露出Mモード (1/160秒 F4) ISO 100 WB : オート ND8フィルター
2022 WEC日本 (富士スピードウェイ : 13コーナー)

■流し撮りGP2022 第6戦 ポイントランキング

→ ランキング表 (PDF)

流し撮りGP 2022 第6戦 予選通過作品

予選通過 増田直也「光と影」(ルーキー応募)

作者コメント : レース終盤、強い西日に向かって立ち上がっていくマシンをスローシャッターで捉えました。
ソニー α9 II  FE400mm F2.8 GM 露出Mモード ISO 100 NDフィルター
2022 SUPER GT (鈴鹿サーキット)

予選通過 鈴木康弘「夜景と闘う車たち」(ルーキー応募)

作者コメント : スーパー耐久「富士24時間レース」ならではの風景だと思います。御殿場市街の夜景と光に照らされたレーシングカーの共演を狙って撮影しました。
キヤノン EOS R6 EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM シャッター優先Tvモード (1/100秒 F5.6) ISO 25600
2022 SUPER耐久 (富士スピードウェイ : コカ・コーラコーナー)

予選通過 横田大輔「視線」(ルーキー応募)

作者コメント : 激しい砂煙を上げてコーナーを駆け抜けるライダーの視線を捉えました。
キヤノン EOS-1D X Mark II EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 露出Mモード (1/800秒 F5.6) ISO 250 WB : オート
2022 全日本モトクロス (名阪スポーツランド : 第1コーナー)

予選通過 天野剛俊「獅子の鍵爪」(ルーキー応募)

作者コメント : 話題のプジョーのテールライトがカッコいいと思い、狙いました。
ニコン D500 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR シャッター優先Sモード (1/125秒 F5.6) ISO 100 WB : オート
2022 WEC日本 (富士スピードウェイ : ダンロップコーナー)

予選通過 下山裕大「鈴鹿サーキット」(ルーキー応募)

作者コメント : 鈴鹿サーキットの1-2コーナースタンドの最上段は、東コース全体が見渡せてとても好きな観戦ポイントです。天気も良かったので東コースと青空が入るように広角レンズを使用して撮影してみました。
キヤノン EOS R6 EF16-35mm F2.8L III USM 露出Mモード (1/10秒 F11) ISO 125 WB : オート ND16フィルター
2022 SUPER GT (鈴鹿サーキット : 1コーナー)

予選通過 関場冬樹「夕暮れのトリコロール」

作者コメント : 6時間の長丁場レースの終盤、ゴールを目指して走るマシンにはオーラを感じます。
ニコン D500 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR 露出Mモード (1/500秒 F5.6) ISO 64
2022 WEC日本 (富士スピードウェイ : アドバンコーナー)

予選通過 拭石 学「もうすぐ450km先のゴールだ」(ルーキー応募)

作者コメント : SUPER GT第5戦鈴鹿は距離450kmの3時間レースでした。レース終盤は西日が出てきましたので、その美しさを生かした撮影をしました。
ニコン D500 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR シャッター優先Sモード (1/100秒 F7.1)-1/3補正 ISO 250 WB : 晴天日陰 一脚
2022 SUPER GT (鈴鹿サーキット : スプーンカーブ)

予選通過 安積泰信「turn the rudder」

作者コメント : 予選Q1。光が陰ったタイミングで、スローシャッターのセッティングにして撮りました。
ニコン D3X Ai AF-S Nikkor ED 400mm F2.8D (IF) 露出Mモード (1/2秒 F22) ISO 50 WB : マニュアル
2022 SUPER GT (鈴鹿サーキット : NISSINブレーキ ヘアピン)

予選通過 篠田知明「Rain」(ルーキー応募)

作者コメント : 撮影していたら雨の量がだんだん増えてきたので、雨の強さが伝わるような写真を撮りたいと思いながらシャッターをきりました。
ソニー α9 FE200-600mm F5.6-6.3 G OSS 露出Mモード (1/100秒 F6.3) ISO 100 WB : オート
2022 SUPER FORMULA (モビリティリゾートもてぎ : S字)

予選通過 荒木和幸「Attack lap」(ルーキー応募)

作者コメント : 予選アタックでカーブを立ち上がって行くところを撮りました。
ニコン D5600 タムロン SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 絞り優先Aモード (F8) ISO 400 WB : オート
2022 TCRJ (鈴鹿サーキット : NISSINブレーキ ヘアピン)

予選通過 野中翔平「ダイヤモンド富士」

作者コメント : レース最終盤、富士山頂に太陽が沈んでいく様子を撮影しました。
キヤノン EOS-1D X Mark II EF70-200mm F2.8L IS USM 露出Mモード (1/2000秒 F7.1) ISO 50 WB : 8000K
2022 WEC日本 (富士スピードウェイ : ダンロップコーナー)

予選通過 橘 敬介「観覧車」

作者コメント : 観覧車をバックに流し撮りしました。

ニコン D5 AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G (IF) 露出Mモード (1/25 秒 F13) WB : オート

2022 SUPER GT (鈴鹿サーキット : ダンロップ)

予選通過 松﨑智哉「Green Green!」(ルーキー応募)

作者コメント : 車のカラーリングと背景の緑を意識して撮影しました。杜の都SUGOで突っ走るマシンと自然豊かな緑を表現しました。
キヤノン EOS 90D EF100-400mm f4.5-5.6L IS II USM 露出Mモード (1/6秒 F13) ISO 100 WB : 晴天 ND8フィルター
2022 GTワールドチャレンジ・アジア (スポーツランドSUGO : 3コーナー)

予選通過 関 崇彦「あらよっと」(ルーキー応募)

作者コメント : ダンロップコーナーの1個目で92号車が縁石に乗って跳ねていたので、それを狙いました。毎周跳ねるわけでもなく、タイミングも難しかったので粘りに粘って撮りました。
キヤノン EOS R6 シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports 露出Mモード (1/200秒 F6.3) ISO 100 WB : オート

2022 WEC日本 (富士スピードウェイ : ダンロップコーナー)

予選通過 羽根田裕之「out of the green」

作者コメント : 西ストレートです。いつもの撮影場所が草刈りされておらず、その草を前ボケにして撮ってみました。

キヤノン EOS R3 EF400mm F2.8L IS II USM 露出Mモード (1/15秒 F10) ISO 50 WB : オート

2022 SUPER GT (鈴鹿サーキット : 西ストレート)

予選通過 黒須忠晃「影と西日」(ルーキー応募)

作者コメント : 西日に照らされるホームストレートで長時間戦ったマシンを迎え入れる選手、スタッフたちの歓喜の様子を狙いました。
ニコン D500 AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR 露出Mモード (1/640秒 F11) ISO 500
2022 SUPER耐久 (モビリティリゾートもてぎ : ホームストレート)

予選通過 高宮一樹「8時間のスプリント」

作者コメント : 逆バンクで半流し撮影に挑戦しました。2輪は4輪よりダイナミックな挙動を示すため、被写体をより慎重に追従する必要のある半流し撮影にはとても苦労しました。年々スプリント感の強くなる激しい鈴鹿8耐の様子が伝わればいいなと思っています。
キヤノン EOS 7D Mark II シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary シャッター優先Tvモード (1/8秒 F25) ISO 100 WB : オート
2022 鈴鹿8時間耐久ロード (鈴鹿サーキット : 逆バンク)

予選通過 稲荷吉洋「スバル快走」

作者コメント : ND8フィルター使用してコース上のスバルのマシンを流し撮りしました。観客の皆さんにも協力していただきました。
ニコン D6 AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II 露出Mモード (1/15秒 F14) ISO 100 WB : オート ND8フィルター
2022 SUPER GT (鈴鹿サーキット : NISSINブレーキ ヘアピン)

 

流し撮りGPの審査委員長は、写真家の小林稔さん (日本レース写真家協会 [JRPA] 会長)。流し撮り作品の迫力や撮影技術など、写真の総合力を評価・審査します。

「流し撮りGP2023」は、2023年4月より応募エントリーの受付を開始する予定です。