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周囲の環境も写せる標準域の2倍マクロレンズ「LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO」

サイトロンジャパンは、LAOWA (ラオワ) のフルサイズ対応ミラーレスカメラ用2倍マクロレンズ「58mm F2.8 2x Ultra Macro APO」を2023年1月20日に発売する。対応するマウントは、キヤノンRF、ニコンZ、ソニーE、Lマウント。価格はオープン。参考価格は95,700円 (税込)。

LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO

 

「58mm F2.8 2x Ultra Macro APO」は、ミラーレスカメラ用に設計されたフルサイズ対応の2倍マクロレンズ。焦点距離は58mm、40.9°の画角を持ち、フルサイズ機では標準マクロレンズとして、APS-Cサイズ機と組み合わせると約90mm相当の中望遠マクロレンズとして活用できる。

■優れた描写性能が得られるAPO設計

EDレンズ3枚、超高屈折率レンズ3枚を含む11群14枚のレンズ構成となっており、色収差を抑え、コントラストの高い描写が得られる。パープルフリンジやゴーストも、絞り全域で抑制している。

LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO

インナーフォーカスを採用し、近接撮影時にもレンズの全長が変化しない。最短撮影距離が18.5cmなのに対して、レンズの全長は11.7cm。2倍のマクロ撮影時にも被写体とのワーキングディスタンスを維持することができる。

■中望遠マクロより深い被写界深度

一般的な100mmや90mmの中望遠マクロレンズに比べ、焦点距離が58mmの本製品は被写界深度が深くなり、同じ絞りではより深い範囲にピントを合わせることが可能。画角が広いことから、被写体のアップだけでなく、周囲の環境を写しこむようなフレーミングをとることもできる。

LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO

■ミラーレス専用設計でコンパクト

フランジバックの短いミラーレスカメラ用の設計により、レンズのサイズは最大径74mm、全長117mm、重量は約595g (いずれもソニーEマウント用の数値) とコンパクト。幅の広いフォーカスリングにより、微妙なフォーカシングも快適に行える。なお、絞り羽根は13枚で、滑らかなボケ味を実現している。

LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO

<作例>

LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO

LAOWA 58mm F2.8 2x Ultra Macro APO 主な仕様

マウント キヤノンRF、ニコンZ、ソニーE、Lマウント (ライカ・パナソニック・シグマ)
対応フォーマット フルサイズ
フォーカス マニュアルフォーカス (MF)
焦点距離 58mm
開放絞り F2.8
最小絞り F22
レンズ構成 11群14枚 (EDレンズ3枚、超高屈折率レンズ3枚)
画角 40.9°
絞り羽根枚数 13枚
最短撮影距離 18.5cm
最大撮影倍率 2倍
フィルター径 φ67mm
最大径×長さ φ74×117mm (ソニーEマウントの数値)
質量 約595g (ソニーEマウントの数値)