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USB Type-C搭載で利便性アップ! ノートPCに給電できるカラマネモニター「EIZO ColorEdge CS2400S」

EIZOは、24.1型のカラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CS2400S」を2023年2月24日に発売する。価格はオープン。EIZOダイレクトでの販売価格は108,900円 (税込)。

EIZO ColorEdge CS2400S

 

「ColorEdge CS2400S」は、カラーマネージメント液晶モニターのスタンダードモデル「ColorEdge CS2420-Z」の後継機種。アスペクト比16:10の24.1型IPS液晶パネルを搭載。Adobe RGBを99%カバーする広色域タイプで、推奨解像度は1920×1200。輝度やコントラスト比も従来機種より向上している。

EIZO ColorEdge CS2400S
搭載するIPS液晶パネルはAdobe RGBを99%カバー

 

24.1型のCSシリーズでは初めてUSB Type-C入力端子を搭載。USB Type-Cで接続したノートPCに給電 (70W) も可能。USB Type-Cを使用することで、映像信号、USB信号、給電をUSBケーブル1本で行える。なお、DisplayPortとHDMIの入力端子も引き続き設けられている。

EIZO ColorEdge CS2400S
ノートPCとUSB Type-C接続して給電可能

 

デザインはスリムに感じられるものに刷新。設置面積の小さいスタンド、上下に昇降するモニターの高さ調整機能、チルト、90°回転して縦位置になる機能も引き続き採用する。

EIZO ColorEdge CS2400S
後部に映像入力用のUSB Type-C、DisplayPort、HDMI。側面には4つのUSB Type-A端子を持つ。

 

側面には周辺機器を接続するUSBポートを4つ搭載。5GbpsのUSB3.1のType-A端子 ×2、USB2.0のType-A端子 ×2があり、USB Type-Cで接続されたPCのUSBハブとして機能する。

EIZO ColorEdge CS2400S
USBハブ機能を持ち最大4台の周辺機器を接続可能

 

カラーマネージメントの面では、オプションの測色センサー (EX4) と無償の専用キャリブレーションソフト「ColorNavigator」を使用して、高精度な調整が可能。写真プリントの色合わせに必要なモニター調整、フォトレタッチソフト、プリンターの設定を行うソフト「Quick Color Match」 (無償) を使用することで、イメージどおりのプリントに仕上げることができる。

EIZO ColorEdge CS2400S
オプションの測色センサーとキャリブレーションソフトに対応

 

さらに、工場でモニターは1台1台、RGB各色の階調を調整。理想のガンマ値になるように最も適した値を選択。出荷時にモニター1台ごとに測定を行った調整レポートが添付される。

EIZO ColorEdge CS2400S
環境に配慮した取り組みを行っており、梱包材からプラスチックを排除。パルプ緩衝材を使用。ケーブル類も紙で保護する。

EIZO ColorEdge CS2400S 主な仕様

サイズ 24.1型 (61.1cm)
液晶パネル IPS (アンチグレア)
推奨解像度 1920×1200 (アスペクト比16:10)
表示領域 518.0×324.0mm
表示色 約10.7億色 (10-bit対応)
輝度 (標準値) 410cd/㎡
コントラスト比 (標準値) 1350:1
応答速度 (標準値) 19ms (中間階調域)
色域 Adobe RGB 99%
入力端子 USB Type-C、DisplayPort、HDMI
USBアップストリーム USB 5Gbps Type-C (PD 70W給電)、USB 5Gbps Type-B
USBダウンストリーム USB 5Gbps Type-A ×2、USB 2.0 Type-A ×2
標準消費電力 18W
外寸 (幅×高さ×奥行) 554.4×396〜551×245mm (モニター部の奥行き 64mm)
質量 約8.2kg (スタンドを含む)
付属品 USB Type-Cケーブル (2m)、HDMIケーブル (2m)、USB Type-A-Type-Bケーブル (2m)、電源コード (2芯アダプタ付き、2m)、調整レポート
保証期間 5年間