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フルサイズミラーレス対応のパワフルな小型軽量ジンバル「MOZA AirCross S」

ケンコー・トキナーは、ミラーレスカメラに特化したコンパクトな電動ジンバル「MOZA AirCross S」を2023年2月18日に発売する。価格はオープン。参考価格は47,800円 (税込)。

MOZA AirCross S
使用例

 

軽量なミラーレスカメラやアクションカメラ向けの「MOZA Mini-P MAX」に近いサイズと重量ながら、ペイロード最大1.8kg、最長14時間の稼働を実現したコンパクトな3軸電動ジンバル。

MOZA AirCross S
フルサイズミラーレスカメラを縦位置で固定可能

 

フルサイズミラーレスカメラと標準ズームレンズの組み合わせ、カメラ+スマートフォンなど複数機材の搭載も可能となっている。最小130g、最大1.8kgとペイロードの幅が広いことも大きな特長で、さまざまな機材と組み合わせられる。

MOZA AirCross S
ペイロードは最大1.8kgで複数機材の搭載も可能

 

カメラの取り付け部分には、L型プレートとアルカスイス互換のクイックシューの2段構造を採用。L型プレートを付け直すことで、通常の横位置に加え、カメラを縦位置に取り付けることもできる。

MOZA AirCross S
L型プレートにはカメラ搭載用のマウントを2か所に持つ

 

ハンドルの前側にはトリガーボタン、後側には指一本で操作するジョイスティックと操作ボタンを搭載。情報表示画面はタッチパネル式ではなく、左側にレイアウトされたジョイスティックを傾けることで各種設定や操作を行う。

MOZA AirCross S
ジョイスティックによる操作で各種設定を行う

 

充電式バッテリーを内蔵するハンドル部は、垂直から前に約5°傾けることで手首の疲れを抑えるエルゴノミクスデザインを採用する。

MOZA AirCross S
エルゴノミクスデザインを採用

 

本製品には収納に便利な専用バッグが付属。本体、同梱品に加え、ミラーレスカメラボディとレンズなど撮影機材を収納するスペースも確保。また、キャリーバッグ (ケース) のハンドルに取り付けられるループやMOLLE規格のループが設けられている。

MOZA AirCross S
「MOZA AirCross S」一式に加え、撮影機材も収納可能
MOZA AirCross S
MOLLE規格のポーチなどを取り付けられる

MOZA AirCross S 主な仕様

対応積載重量 130〜1,800g
連続動作時間 14時間
充電時間 約1時間
可動範囲 パン 360°、ロール 330°、ティルト 330°
バッテリー容量 1,000mAh (リチウムイオンバッテリー内蔵)
収納時サイズ 77.4×262.2×163.7mm (L型プレートを除く)
展開時サイズ 77.4×261.2×163.7mm
重量 約750g (本体のみ)
付属品 専用L型プレート、アルカスイス互換クイックリリースプレート、スマートフォンホルダー、ミニ三脚、カメラ接続ケーブル、USBケーブル (A to C)、キャリングバッグ