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知られざる中国辺境の地が好奇心を刺激するフォトエッセイ『踊る虎 中国辺境の文化を巡る』

栗田哲男さんのフォトエッセイ『踊る虎 中国辺境の文化を巡る』が発売された。

栗田哲男『踊る虎 中国辺境の文化を巡る』

 

栗田さんは日本企業に勤め17年間、中国に駐在し、その間、気になる辺境の地を旅した。本書は9つの村を訪ねたフォトエッセイだ。中国のハワイと呼ばれる海南島、貴州省奥地にある洞窟村など、どれも好奇心を刺激する。

情報が少ない中で進める旅は、現地の人との出会い、発見の連続で読者を飽きさせない。風景や人、生活を収めた写真を見ると、栗田さんがいかにこの国に魅せられているかが伝わり、引き込まれていく。

栗田哲男『踊る虎 中国辺境の文化を巡る』

体裁 A5判・252ページ
価格 2,420円円(税込)
発売日 2023年2月7日
発行 旅行人

 

栗田哲男 (Tetsuo Kurita)

辺境写真家。1971年、愛知県生まれ。経営学修士。香港へ交換留学したのちに、独学で中国語を習得。日本の上場企業の海外駐在員を現地法人社長として長く務めた後、フリーランスの写真家に。伝統的な暮らしを営む人々を文化人類学的な側面から捉えることを得意とする。国内外で数多くの賞を受賞すると共に、キヤノンギャラリーなどで個展を開催。また、大学やイベントにおける講義・講演、テレビ出演なども行なっている。
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〈文〉市井康延