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シャボン玉のようなボケが楽しめるドイツ製高級レンズ「Meyer Trioplan 35mm F2.8 II」

ケンコープロフェッショナルイメージングは、ドイツ Meyer Optik Görlitz (メイヤー・オプティック・ゴルリッツ) 社の高級単焦点MFレンズ「Trioplan (トリオプラン) 35mm F2.8 II」を2023年4月21日より受注開始する。主要な一眼レフ、ミラーレスカメラのマウント (11種類) が揃っており、いずれも希望小売価格は157,300円 (税込)。

Trioplan 35mm F2.8 II

 

「Trioplan 35mm F2.8 II」は、35mmフルサイズに対応する5群5枚のシンプルな構成の広角MFレンズ。カメラ黎明期に生まれ、後にテッサー、ゾナー、ヘリアーなどを生んだ3群3枚の「トリプレット」レンズの流れを組む。特殊なシャボン玉のようなボケが大きな特長で、絞りを絞り込んでも絵画的な描写が得られる。

Trioplan 35mm F2.8 II
キヤノンEFマウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
ニコンFマウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
ペンタックスKマウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
M42マウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
ライカMマウント用
 

 

最短撮影距離は0.2mと短く、近接撮影も可能。シャープで画面のすみずみまでクリアな描写の現代的なレンズと異なり、雰囲気のある描写、美しい光の反射を見せ、芸術的な品質を持つドキュメンタリーレンズと位置づけられている。

Trioplan 35mm F2.8 II
ソニーEマウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
キヤノンRFマウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
ニコンZマウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
富士フイルムXマウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
ライカLマウント用
Trioplan 35mm F2.8 II
マイクロフォーサーズ用

 

電子接点を持たない完全MFレンズで、マウントはキヤノンEF、キヤノンRF、ニコンF、ニコンZ、富士フイルムX、ペンタックスK、ソニーE、マイクロフォーサーズ、M42、ライカM (距離計には連動せず)、ライカLの11種類が用意されている。

<作例>

Trioplan 35mm F2.8 II

Meyer Trioplan 35mm F2.8 II 主な仕様

焦点距離 35mm
画角 63°
レンズ構成 5群5枚
開放絞り F2.8
最小絞り F22
絞り羽根枚数 12枚
最短撮影距離 0.2m
フィルター径 52mm
鏡筒素材 アルミニウム (ブラックアルマイト処理)
全長 81mm (ソニーEマウント用)
質量 290g (ソニーEマウント用)

※マウントによって数値は異なる。