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キヤノン「EOS R3」の修正ファームウェア公開、前バージョンで発生する不具合を改善

キヤノンが、ミラーレスカメラ「EOS R3」のファームウェアVer.1.4.1を2023年4月21日に公開した。Ver.1.4.0へアップデート後に発生する不具合の修正が盛り込まれている。

EOS R3 + RF24-70mm F2.8 L IS USM

 

変更内容は以下のとおり。

EOS R3 ファームウエア Version 1.4.1

  1. スピードライト EL-5」に対応 (AF補助光の自動調光機能には非対応)。
  2. メニューに [登録人物優先] を追加。事前に登録した人物を優先して検出し、追尾することができる。
  3. メニューに [通信設定をカードに保存・読込] を追加。同一機種のカメラ間でネットワーク設定を引き継ぐことができる。
  4. メニューに [流し撮りアシスト] を追加。対応レンズを使用して流し撮りを行ったときに、露光中「手ブレ補正」と「被写体ブレ補正」が行われる。
  5. オートホワイトバランス (AWB) の設定で、ファインダーを覗いたときに、AWBの結果がファインダー内の表示に反映されるまでの時間を短縮。
  6. メニューにFTP転送時の「画像プロテクト」を追加。FTP転送を行った画像に、自動的にプロテクトをつけることができる。これにより、FTP転送済の画像かどうかを判別可能になる。
  7. 軽微な不具合を修正。
  8. ファームウエアVersion 1.4.0にアップデート後、一部のEFレンズとの組み合わせで、特定条件下においてErr70が発生する場合がある現象を修正。
  9. ファームウエアVersion 1.4.0にアップデート後、電子シャッターで高速連続撮影時、撮影条件によってはサーボAFの本来の追従性能が得られない場合がある現象を修正。

※1〜7はVer.1.4.0の変更内容、8〜9はVer.1.4.1の追加内容。

 

ファームウェアのダウンロードはキヤノンのWEBサイトから。
https://canon.jp/support/software/os/select/eos/eosr3-firm