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写真やカメラの疑問をプロ写真家が語りつくす 渡部さとるフォトエッセイ『撮る力 見る力』

渡部さとるさんのフォトエッセイ『撮る力 見る力』が発売された。

渡部さとる『撮る力 見る力』

■収録内容 (タップ/クリックで拡大します)

 

渡部さんの写真論が面白いのは、一写真愛好家として写真の現在地を探求し続けているからだ。いま私たちが抱えている疑問を共有し、共に考えてくれる。そこには職業カメラマン、写真作家、カメラマニアといった豊富な経験値があるから、新たな視点を導けるのだろう。

話題は杉本博司ら巨匠作家や撮影機材、NFTなどと幅広く、何よりわかる言葉で書かれている。

渡部さとる『撮る力 見る力』

体裁 四六判・288ページ
価格 2,640円(税込)
発売日 2023年2月28日
発行 ホビージャパン

 

渡部さとる (Satoru Watanabe)

1961年、山形県米沢市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ、報道写真を経験。同社退職後、スタジオモノクロームを設立。フリーランスとして、ポートレートを中心に活動。2003年より写真のワークショップを始める。
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〈文〉市井康延