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等倍撮影ができるフルサイズ対応の望遠マクロレンズ「中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X」

焦点工房は、中一光学 (ちゅういちこうがく) の望遠マクロレンズ「APO 200mm F4 MACRO 1X」を2023年7月11日に発売した。マウントは、キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、富士フイルムX、L (ライカ・パナソニック・シグマ) の5種類。希望小売価格は95,000円 (税込)。焦点工房オンラインストアの直販価格は79,200円 (税込)。

<2023.8.23> キヤノンEF、ニコンF、ペンタックスKマウントが追加。

中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X

■光学性能に優れたアポクロマート設計

中一光学の「APO 200mm F4 MACRO 1X」は、アポクロマート (APO) 設計を採用した望遠等倍マクロレンズ。レンズ構成は、EDレンズ3枚、超高屈折率レンズ3枚、超高透過レンズ1枚を含む7群11枚。色収差を効果的に抑制し、撮影距離全域で高い解像感が得られる。マクロ域だけでなく、無限遠でも焦点距離200mmの望遠レンズとしても活用できる。

中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X

中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X

■インナーフォーカス方式を採用

最短撮影距離は0.48mで、等倍撮影が可能。フォーカスリングを操作しても全長が変わらず一定のインナーフォーカス方式を採用し、接写時にレンズが繰り出されないので、被写体に接触する心配はない。また、焦点距離が200mmと長く、レンズ先端から被写体までのワーキングディスタンスを長くとれることから、近づくことが難しい被写体の撮影や、自由度の高いライティングが可能となっている。

中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X

■着脱式の三脚座

本製品は電気接点を持たない完全マニュアルフォーカスレンズで、中央付近にフォーカスリング、そのマウント寄りに絞りリングが設けられている。フードはねじ込み式の金属製。さらに、着脱式の三脚座 (アルカスイス互換) が同梱されており、高倍率の撮影の際には三脚を使い、しっかりとしたフレーミングで撮影に臨むことができる。

中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X
カメラ、三脚座装着例
中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X
付属フード装着例

作例

中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X

中一光学 APO 200mm F4 MACRO 1X 主な仕様

マウント キヤノンRF、ソニーE、ニコンZ、富士フイルムX、L (ライカ・パナソニック・シグマ)
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離 200mm
フォーカス MF (マニュアルフォーカス)
レンズ構成 7群11枚 (EDレンズ3枚、超高屈折率レンズ3枚、超高透過レンズ1枚)
開放絞り F4
最小絞り F32
絞り羽根枚数 9枚
最短撮影距離 0.48m
フィルター径 φ67mm
最大径×全長 φ75×212〜216mm (マウント部を除く)
質量 約1230g (三脚座装着時)
付属品 金属製ねじ込み式フード (逆付け可)、三脚座 (アルカスイス互換)

※マウントにより異なる。