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フォクトレンダーのキヤノンRFマウントレンズ第2弾「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF」

コシナは、フォクトレンダーのMFレンズ「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF」を2024年1月に発売する。希望小売価格は132,000円 (税込)。

<2024.1.10> 発売日が2024年1月19日に決定。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF

 

「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF」は、2023年10月26日に発売された「NOKTON 50mm F1 Aspherical RF」に続く、キヤノンRFマウントレンズの第2弾。MFだが、電子接点付きで、EOS Rシリーズ装着時にExif情報の共有、ボディ内手ブレ補正 (3軸)、3種類のフォーカスアシスト機能 (拡大表示、ピーキング、フォーカスガイド) に対応する。

「NOKTON (ノクトン)」とは、フォクトレンダーのレンズの中でも開放絞り値がF1.5以下の明るいレンズに与えられる称号。光学設計は、発売済みのソニーEマウント用ニコンZマウント用を踏襲しながら、キヤノンEOS Rシステムのフルサイズイメージセンサーに最適化されている。

■両面非球面レンズを採用する光学系

レンズ構成は、シンプルな6群8枚。両面非球面レンズを2枚使用し、コンパクトなサイズながらフルサイズセンサーに対応する大口径F1.2を実現。絞り開放から安心して使える光学性能を持ち、なめらかで大きなボケ味を楽しめる。絞り羽根は10枚で、点光源のボケなどを整った形で描写する。

40mmという焦点距離は、APS-Cサイズセンサー搭載機では約60mm相当の画角が得られ、フルサイズ機でもAPS-Cサイズ機でも標準レンズとして使うことができる。

■操作感に優れる金属製フォーカスリング

金属製のフォーカスリングにはグリップ力に優れたダイヤパターンを採用。その表面パターンは、RFレンズのフォーカスリングのローレットパターンを思わせる。絞り開放時のシビアなピント合わせにも耐える高精度な金属製ヘリコイドによる、グリスアップされたシルキーな操作感も大きな特長。このパターンは市販の動画用フォーカスギアとも相性がよいとのこと。

絞りは操作リング直結のメカニカル制御で、絞りの操作はレンズ側でのみ行える。絞りリングにはクリック切り替え機構があり、動画撮影時にはクリックをキャンセルし、無段階で絞りの開閉を行える。

NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF
ねじ込み式レンズフードが付属

フォクトレンダー NOKTON 40mm F1.2 Aspherical RF 主な仕様

マウント キヤノンRFマウント
フォーカス マニュアルフォーカス (MF)
焦点距離 40mm
開放絞り F1.2
最小絞り F22
レンズ構成 6群8枚 (両面非球面レンズ2枚)
画角 54.9°
絞り羽根枚数 10枚
最短撮影距離 0.3m
最大撮影倍率 1:4.9
フィルター径 φ58mm
最大径×全長 φ70.8×56.4mm
質量 400g
付属品 専用レンズフード