エプソン販売が主催するフォトコンテスト「エプソンフォトグランプリ2023」と「epSITE ONLINE PHOTO CONTEST vol.1」の入賞作品が決定しました。
「エプソンフォトグランプリ2023」グランプリは108枚組の大作
「エプソンフォトグランプリ」はインクジェットプリント作品を対象としたフォトコンテストで、写真そのものの表現力はもちろん、撮影から出力まで、デジタル作品づくりの総合力が評価されます。18回目の開催となる今回は、「ネイチャー部門」「ヒューマンライフ部門」の2部門合計で10,165作品の応募がありました。
その中から、三好和義さんと大西みつぐさんの審査により105点の入賞作品が決定しました。グランプリを受賞した永悟 (なが さとし) さんの作品「火の鳥」は、中米に生息するケツァールという鳥を10年間に渡って撮り続けたA3ノビ・108枚組の大作。三好さんは「緑や赤の調子、羽の質感などがリアルに見え、動画や肉眼では捉えられない、写真ならではの世界を表現できているのが素晴らしいと感じました」、大西さんは「望遠レンズでの捉え方が素晴らしく、心技一体ともいえる技術力を感じました。作者は、本作で個展を行えるだけの力量があると思います」と評しています。
「epSITE ONLINE PHOTO CONTEST」記念すべき第1回の入賞作品が決定
「epSITE ONLINE PHOTO CONTEST」は、オンラインサービス「エプサイトプレミアム」を運営するエプサイトがプロデュースするフォトコンテスト。データ応募で参加できるフォトコンテストとして新設されました。
初回となる今回は7,280点の作品が寄せられ、その中から佐藤健寿さんの審査により、合計107点の入賞作品が決定。最高賞のGold賞には、西山晃介さんの作品「スーパーブルームーン」、山方由香利さんの作品「祈り」、中山智晴さんの作品「憧れのばあちゃん」が選ばれました。
佐藤さんは、西山晃介さんの「スーパーブルームーン」について「作者が20代と若いこともあり、SNS的な世界観が生んだ “現代的な風景写真” だと思いました」、山方由香利さんの「祈り」については「この写真は屋久島でパレスチナ出身の友人が、お祈りを捧げているシーンを撮影したとのこと。かなり特殊な状況ですが、本作はそうした場所や背景は別にしても、単純に写真として目を引く作品になっていると感じます」、中山智晴さんの「憧れのばあちゃん」については「ストレートに人物を捉えたシンプルな写真ですが、何度も見たくなるような不思議な魅力があり、おばあちゃんの少し照れた表情も目を引きます」と評しています。
「エプソンフォトグランプリ 2023」「epSITE ONLINE PHOTO CONTEST vol.1」の全入賞作品と総評は、エプサイトのWEBサイトで公開しています。
エプソンフォトグランプリ2023 入賞作品展
「エプソンフォトグランプリ2023」の入賞作品展が、2024年2月14日より開催されます。グランプリをはじめとする入賞作品を一堂に展示。入賞者それぞれの写真表現を、迫力あるプリントで余すところなく伝えます。
会期 2024年2月14日 (水) ～3月6日 (水)
会場 エプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー
住所 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F
時間 11:00〜18:00
休館日 日曜、2月23日〜24日
入場料 無料