カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2024」が、2024年2月22日～25日にリアル会場とオンラインで開催。リアル会場から、注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。
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ブース中央にステージを配して、連日大勢の来場者で賑わっているネクストレージブース。CP+の開幕直前に発表され、2024年2月22日に発売された小型・軽量のポータブルSSD「NX-P2SE4TB」をさっそく見せてもらった。
4TBの大容量で超軽量カードサイズ！ 高速転送が可能なポータブルSSD「NX-P2SE4TB」
手のひらにすっぽりと納まるサイズのポータブルSSD「NX-P2SEシリーズ」は、すでに1TBと2TBが発売されている。
サイズ、形状はシリーズで同じ。本体背面に容量が書かれている。レザー調のキャリングポーチが付属する。
「NX-P2SE4TB」が従来モデルと違うのは、容量だけではない。インターフェースがUSB3.2 Gen2 ×2になったことで、最大読み出し速度が1600MB/s、最⼤書き込み速度が1500MB/sへ、ともに向上。高速なデータ転送を実現する。大量に撮影した画像データの移動やバックアップ作業がはかどるということだ。
側面に設けられているUSB Type-Cコネクター。インターフェースはこの外部端子のみのシンプルな構造になっている。大きさは約66×9×40mm、質量は約19g。
コンパクトなので、カメラの外部記録用外付けSSDとしても活躍する。ゲーム機のSSD拡張用や、スマートフォンでのダイレクト記録、出先でのデータ保存など、あらゆるシーンで活用できるアイテムだ。
超高速ポータブルSSDとカードリーダーを参考出品
超高速なデータ転送を可能にするポータブルSSD「NX-PS1PRO」シリーズが参考展示されていた。最新のインターフェース USB4を採用し、最大読み出し速度3500MB/s、最⼤書き込み速度2600MB/sの高速転送を実現する (いずれも参考値)。静音性を重視したファンレス仕様になっている。筐体をヒートシンク代わりにするため、本体が熱くなりすぎないようにしつつ速度が低下しないということをポイントに開発が進められているとのこと。容量は1TB、2TB、4TBの3モデルをラインアップ。2024年6月頃の発売を目指している。
USB4を採用したCFexpressカードリーダー「NX-SB1PRO」は、2月20日発売のCFexpress Type-Bメモリーカード「NX-B2PRO」シリーズと組み合わせることで、3300MB/sを超えるデータ転送を実現する。「NX-PS1PRO」との組み合わせでは、CFexpressカードに保存したデータをさらに高速でバックアップできる。こちらは2024年3月中に発売予定。