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超小型カメラからレンズにバッグ、フィルター、三脚まで! 新製品てんこ盛り【CP+2024】ケンコー・トキナー

【ブース3】人気モデルのリニューアルと革新的な切削加工への挑戦に注目

三脚ブランド「SLIK (スリック)」のブースでは、人気カーボン三脚のリニュアールモデルや参考出品の三脚・雲台を展示。全高7.5mの高所撮影用のカーボン伸縮ポール「CLIP-75426」の派手なプロモーションに目を奪われがちだが、実用性の高いモデルも展示されていたので、こちらをチェックした。

【CP+2024】ケンコー・トキナー

■SLIK ライトカーボン E

最大パイプ径28mmの中型タイプの軽量カーボン三脚「ライトカーボン」の3モデルがリニューアル。全高1845mmの3段三脚「ライトカーボン E 83 II」、全高1775mmの4段三脚「ライトカーボン E 84 II」、全高2290mmの4段三脚「ライトカーボン E 84 HII」は、いずれもハライチロック式開脚機構を採用し、カメラの着脱をダブルナット式で行う3ウェイ雲台 (SH-706) を新たに搭載する。2024年3月15日発売で、希望小売価格は60,500〜69,300円 (税込)。

【CP+2024】ケンコー・トキナー

■SLIK プロ 700 / 500 DX IV

軽量高強度のアルミ・マグネシウム・チタン合金 (ATM)を使用した「プロ 700 / 500」が、2024年夏に復活の予定。最大パイプ径30.2mmの大型三脚「プロ 700 DX IV」と最大パイプ径26.8mmの中型三脚「プロ 500 DX IV」の2機種があり、価格は未定。

【CP+2024】ケンコー・トキナー

■SLIK 切削加工カーボン三脚&切削加工雲台

参考出品の三脚・雲台の中で、注目したいのが「切削加工カーボン三脚」と「切削加工雲台」。通常、三脚や雲台の金属パーツは材料を鋳型に流し込んで成型しているが、高品質の金属の塊から削り出す (切削) ことで製造しようというもの。切削による金属パーツは、強度を確保したまま部材を薄くできるため、軽量化が可能とのこと。レバー類の肉厚は非常に薄く、持ち上げると通常のカーボン三脚よりさらに軽い。

【CP+2024】ケンコー・トキナー

ブースには、写真中央の「切削カーボン三脚 (φ25mm)」と写真右奥の「切削カーボン三脚 (φ32mm)」。さらに「切削カーボン三脚 (φ40mm)」「切削ビデオ自由雲台」などが展示されていた。

■SLIK クラシックスタイル三脚

こちらも参考出品の「クラシックスタイル三脚」。1970年代のスリックのリバイバル雲台とのセットで、脚にはカラーレザーのグリップが巻かれている。

【CP+2024】ケンコー・トキナー

■SLIK カラーカーボン三脚

同じく参考出品の「カラーカーボン三脚」。通常のカーボン三脚用のパイプではなく、スポーツ用品用のカーボンパイプを使用し、表面をカラー加工したもの。脚の伸縮はスムーズ。

【CP+2024】ケンコー・トキナー

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