【ブース4】新型のLensbabyとSAMYANGのシネマAFレンズが人気
ケンコー・トキナーが取り扱うレンズブランドが集合したブース。トキナーコーナーには、昨年デビューした超望遠ミラーレンズ三兄弟「SZ PRO」シリーズが並び、その隣にはZEISS (ツァイス) の高級レンズ群が一同に集められた。華やかなLensbaby (レンズベビー) とシネマAFレンズを揃えたSAMYANG (サムヤン) コーナーも盛況な様子。
■Lensbaby Sweet 22
レンズベビーの新製品「Sweet 22」は、画面の中心にピントが合い、周辺が放射状に流れたボケとなるユニークな写りの22mm超広角MFレンズ。レンズ構成は2群4枚で、最短撮影距離はレンズ先端より12.7cm。全長は38.5mmと薄型でパンケーキレンズのような形状。重さは105〜110g。
フルサイズフォーマットに対応し、マウントはキヤノンRF、ソニーE、富士フイルムX、ライカLの4種を用意。絞りはF3.5固定のため、キットにはND8フィルター (46mm径) が付属する。2024年3月22日発売で、価格はオープン。参考価格は、「Sweet 22」単品が28,800円、NDフィルター、ケース、クリーニングクロスが付属する「Sweet 22 Kit」が36,800円 (いずれも税込)。
■SAMYANG V-AF 20mm T1.9
サムヤンの新製品は、シネマAFレンズシリーズの6本目「SAMYANG V-AF 20mm T1.9」。V-AFシリーズではもっとも画角の広いモデルで、今春発売を予定している。価格は未定。
■SAMYANG V-AF 1.7X Anamorphic MF Adapter
V-AFシリーズの関連製品として「SAMYANG V-AF 1.7X Anamorphic MF Adapter」も初お目見え。V-AFレンズの先端にこのアダプターを装着することで、ワイドな画面サイズの映像が撮れるアナモルフィックレンズとなる。16:9の動画撮影時には3:1比率の動画が撮れ、3:2比率のイメージセンサーで2.55:1比率の写真が撮れる。回転角度の大きなマニュアルフォーカスリングを搭載し、レンズ正面下側にはタリーランプが設けられている。