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“チェキ”の新作はカメラ内部にLEDを搭載!「INSTAX mini 99」ハンズオンレポート

富士フイルムは、INSTAX “チェキ”シリーズのアナログインスタントカメラ最上位モデル 「INSTAX mini 99」を2024年4月11日に発売します。オープン価格。

2024年3月27日に都内で開催された発表会には、写真家の木村和平さん、草野庸子さんがゲストに登場

 

「INSTAX mini 99」はカメラ内部にLEDを搭載。ダイヤルの設定値に応じて異なる色の光をフィルムに直接照射することで6種類の色表現が可能となる「カラーエフェクトコントロール」や、周辺光量を抑えて中心部をフォーカスする「ビネットモード」など、アナログ技術でプリント表現の幅をさらに広げる新機能です。

「カラーエフェクトダイヤル」と カメラ内部搭載のLED
レンズ開口部を狭めることで、周辺光量を調整できる「ビネットモード」

 

カメラ本体を手になじむマット感のあるレザー調のテクスチャーにするなど、最上位モデルに相応しい高品位な外観・質感のクラシックデザインが採用されました。

 

レンズダイヤルの回転による電源・焦点距離の切り替えや、側面のダイヤルでの光の明るさの調整など、アナログ感を楽しむことができる操作性を追求しています。

ダイヤルの設定に応じて異なる色の光を直接フィルムに照射することで、その瞬間を自由に彩ることができます。

撮影時の明るさなど撮影環境によって効果も異なるため、味わい深い多彩な写真を楽しめます。

さらに撮影が楽しめる多彩なモード

被写体の距離に応じてくっきりとした写真を撮影できる「遠景 / マクロモード」や、明かりが入りにくい環境下で背景をより明るく撮影する「インドアモード」、動きの速い被写体の撮影に適した「スポーツモード」を搭載しています。

イベントや集合写真を撮りたい時に便利なセルフタイマー、発光禁止や赤目補正など撮影場所に応じてフラッシュを切り替えられる機能も追加されています。

また、2度シャッターを切って1枚のフィルムに像を重ねることができる「二重露光」や、シャッターを長時間開くことができる「バルブモード」により、光を使った写真も撮影可能に。

「INSTAX mini 99」は、写真を通じて思い出を残すのにぴったりの商品。コンパクトで持ち運びやすく、オリジナリティーあふれる写真をその場で残せるのが魅力的に感じました。発売されるのが楽しみです。

富士フイルム INSTAX mini 99 主な仕様

使用フィルム 富士フイルム インスタントフィルム instax mini (別売)
画面サイズ 62×46mm (フィルムサイズ:86×54mm)
レンズ 沈胴式レンズ 2群2枚 f=60mm
ファインダー 実像式ファインダー (0.37倍、ターゲットマーク付き)、マクロモード用視差補正機能付き
撮影範囲 0.3m〜無限遠
シャッター プログラム式電子シャッター (1.8秒~1/400秒)
露光調節 自動調節 LV5.0~14.8(ISO 800)
フィルム送り出し 電動式
フィルム現像時間 約90秒 (気温によって変動)
フラッシュ 自動発光オートフラッシュ、インドアモード、強制発光モード、発光禁止モード、赤目補正モード、充電時間6.5秒以内(フル充電バッテリー使用時)、撮影距離 0.3m~2.7m
電源 バッテリー NP-70S (instax miniフィルム約10パック撮影可能)
サイズ W103.5×H117.5×D66.6mm (突起部を除く)
質量 340g (本体のみ)
付属品 充電ケーブル、充電式バッテリー、バッテリーチャージャー、三脚穴付きボトムグリップ