富士フイルムが、標準ズームレンズ「XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」を2026年1月に発売します。

「XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」は、富士フイルムXマウントの交換レンズ「XCレンズ」において最広角となる13mm (35mm判換算20mm相当) から標準域33mm (35mm判換算50mm相当) までカバーしつつ、小型軽量化を実現。富士フイルムのズームレンズでは最小・最軽量となります。
価格はオープン。同時に発表されたミラーレスカメラ「X-T30 III」のキットレンズにもなっており、こちらはレンズ単体より一足早い2025年12月発売です。

■携行に便利なコンパクトサイズ
沈胴構造を採用し、沈胴時の長さは37.5mmとコンパクト。質量も125gと軽量で、手軽に持ち歩いてテーブルフォトからスナップ、ポートレート、風景まで、さまざまなシーンで活用できます。使用時の長さはワイド端で55.6mm、テレ端で57.2mmとなります。
■光学性能
日常使いに便利な35mm判換算20〜50mm相当をカバー。非球面レンズ4枚、EDレンズ3枚を採用した9群10枚のレンズ構成で、広角レンズ特有のディストーション、像面湾曲、倍率色収差をズーム全域で抑制します。
最短撮影距離はズーム全域で20cm。テレ端の最大撮影倍率は0.25倍となり、被写体に近づいてのクローズアップ撮影も楽しめます。
■手ブレ補正・AF性能
コンパクト設計ながら中央4.0段分の手ブレ補正機構を搭載。「X-H2」との組み合わせでは、約0.025秒の高速AFが可能です。
フジノンレンズ XC13-33mmF3.5-6.3 OIS 主な仕様
カラー ブラック
対応マウント 富士フイルムXマウント
焦点距離 13〜33mm (35mm判換算 20〜50mm相当)
開放絞り F3.5〜6.3
最小絞り F22
画角 95.1°〜46.6°
レンズ構成 9群10枚 (非球面レンズ4枚、EDレンズ3枚)
絞り羽根枚数 9枚 (円形絞り)
最短撮影距離 0.2m (撮像素子面から)
最大撮影倍率 0.25倍 (テレ端)
フィルター径 49mm
最大径×長さ 約φ61.9×37.5mm (沈胴時)
質量 約125g
付属品 レンズフロントキャップ FLCP-49、レンズリアキャップ