E&Iクリエイションは、限定約40本の大口径MFレンズ「POLAR SOLARON-M 35mm F2.0 SPHERICAL」Final Edition by 焦点工房を、2026年7月2日に発売しました。ライカMマウントに対応します。希望小売価格は155,000円、2ndfocusオンラインストアでの販売価格は139,800円 (いずれも税込)。
「POLAR SOLARON-M 35mm F2.0 SPHERICAL」Final Edition by 焦点工房は、一度は途絶えたプロジェクトを焦点工房が引き継ぎ、完成へと導いた特別な限定モデルです。販売本数はわずか約40本。1979年に登場したライカ「Summicron 35mm F2」の銘玉、通称“七枚玉”への深いオマージュとして生まれました。

■焦点工房が部材を引き継ぎ製造
「POLAR / Polar Light Optics」は、ライカM愛好家によって、2023年に立ち上げられたレンズプロジェクトです。2023年12月に発売を開始しましたが、製造や改良を重ねるなかでプロジェクトの継続が困難となり、2025年に活動を終了。
しかし、その光学設計は高い完成度を誇り、オリジナルの“七枚玉”を思わせる階調や空気感を受け継ぎながら、現代的なシャープネスをわずかに加えた描写が魅力でした。そこで、焦点工房がプロジェクト終了後に残された部材を引き継ぎ、再調整と改良を実施。こうして誕生したのが本製品であり、約40本のみという極めて希少な限定モデルとなっています。
■M型ライカに映えるデザイン
金属鏡筒が醸し出す確かな質感と端正な刻印は、まるで往年のMレンズを思わせる佇まいです。コンパクトなサイズはM型ライカとのバランスも絶妙で、デジタル・フィルムを問わず違和感なく溶け込みます。携行性に優れ、日常のスナップから旅先での撮影まで、気負わず持ち出せる1本です。

■ “七枚玉”を彷彿とさせる描写
5群7枚の光学構成を採用し、往年の“七枚玉”を彷彿とさせる描写を追求。開放F2では柔らかなボケと豊かな階調、被写体がふわりと浮かび上がるような立体感を得られます。一方で、少し絞れば解像感とコントラストが高まり、現代のM型デジタルカメラでも扱いやすいシャープな描写へと変化。クラシックレンズらしい個性を残しながら、日常でも気軽に使えるバランスの良さを両立しています。

■距離計連動やE39フィルター径に対応
ライカMマウントに対応し、距離計連動によるMF撮影が可能です。最短撮影距離は0.7mで、レンジファインダーならではの軽快な撮影を楽しめます。フィルター径は39mmのE39規格を採用し、薄型フィルターやクラシックタイプのフードとの相性も良好。M型ライカらしい端正なシルエットを保ちながら、自分好みのスタイルに仕上げられます。
※レンズフードは付属しません。

■4種のカラーバリエーション
真鍮鏡筒を採用したブラックペイント仕上げは、使い込むほどに真鍮地が表情を見せ、経年変化を楽しめるクラシカルな仕様。軽量なアルミ鏡筒にブラックアルマイト処理を施したモデルは、日常使いに適した軽快さと扱いやすさが魅力です。シルバークローム仕上げは、ブラックレバーとシルバーレバーの2タイプを用意し、ボディとの組み合わせやスタイルに合わせて選択できます。




なお、本製品はプロジェクト終了後に残された部材を引き継ぎ製造されたため、外装に微細なスレや小キズ、塗装ムラ、仕上げの個体差が見られる場合があります。
POLAR SOLARON-M 35mm F2.0 SPHERICAL」Final Edition by 焦点工房 主な仕様
カラー ブラック、シルバー
マウント ライカM
対応撮像画面サイズ 35mmフルサイズ
焦点距離 35mm
フォーカス MF (マニュアルフォーカス) ※距離計連動型
レンズ構成 5群7枚
絞り羽根枚数 10枚
絞り範囲 F2~F16
最短撮影距離 0.7m
フィルター径 39mm
最大径×長さ φ51×29mm (マウント部を除く)
質量 約237g (ブラックペイント)、約162g (ブラックアルマイト)、約264g (シルバークローム/ブラック)、約223g (シルバークローム/シルバー)
付属品 レンズキャップ、リアキャップ、レンズケース