富士フイルムは、instax “チェキ” シリーズより、撮影に特化した “手のひらサイズカメラ”「instax Pal 2」を2026年10月9日に発売する。カラーはブラック、ホワイトの2色。価格はオープン。

インスタントフォトシステム instax “チェキ” の最新モデルは、プリント機能を切り離し、撮影に特化した超小型デジタルカメラ「instax Pal 2」。2023年に発売された「instax Pal」の後継機として、撮影する行為をもっと楽しむための機能・操作感を実現した。カートリッジフィルムを使用する110フィルムカメラを思わせるレトロな外観に、光学ファインダーとウエストレベルファインダーのように上からのぞく天面の液晶モニターを持ち、撮ることを楽しむためのギミックが盛り込まれている。

■カメラ性能と記録画素数を大幅アップ
前モデル「instax Pal」は約500万画素 (2560×1920ピクセル) の1/5型CMOSセンサーを搭載していたが、「instax Pal 2」は約1000万画素 (3776×2832ピクセル) の撮影が可能な1/3.06型CMOSセンサーを採用し、記録画素数を倍増させた。画質の向上も図られ、その場の空気感をより豊かに表現できるようになった。また、AF機能を搭載し、近接撮影能力も向上した。

■全30種類のエフェクト機能
撮影時には、プリンターの出力サイズに合わせ、「ミニ」「スクエア」「ワイド」と「フレームなし」の4種類からフォーマットを選べ、撮影したい画角に合わせて使い分けられる。

エフェクト機能を使うと、ストレートに撮るのとは異なる雰囲気の写真を撮影可能。自然な色合いの「Modern (モダン)」、オールドコンデジや映画フィルムなどの質感をイメージした「Y2K (ワイツーケイ)」、ノスタルジックな風合いの「Vintage (ビンテージ)」、鮮やかな色と光を表現する「Chromatic (クロマティック)」、幻想的な質感とビビッドな色彩の「Fantasy (ファンタジー)」の5つのテーマに6種類ずつ、計30種類が用意されている。

これらのエフェクトの選択はスマートフォンの専用アプリで行い、好みの6種類をカメラに送る。カメラのダイヤルを回すとエフェクトが切り変わり、液晶モニターでその効果を確認しながら撮影できる。

■連写からパラパラ漫画のような動画を作成
カメラ上部のレバーをモニター側に押すと、「instax Animation」モードに切り替わり、シャッターボタン長押しで最大10枚まで連写を行う。この最大10枚の連続写真がパラパラ漫画のようなアニメーション動画として作成される。この動画をQRコード化してチェキプリントにすれば、そのQRコードを読み込むことで、スマートフォン上でこのアニメーション動画を見ることができるようになる。


instax Pal 2 用カメラケース
「instax Pal 2」がすっぽりと収まり、しっかりとカメラを守る専用のカメラケース。ブラックとホワイトの2色が用意される。2026年11月下旬発売の予定。価格はオープン。


富士フイルム instax Pal 2 主な仕様
カラー ブラック、ホワイト
撮像素子 1/3.06型CMOSセンサー
記録画素数 10MPモード (3776×2832)、1MPモード (1280×960)
焦点距離 28mm (35mm判換算)
絞り F2.2
オートフォーカス シングルAF、顔認識AF
撮影可能距離 8cm〜∞
シャッタースピード 1/8000秒〜1/4秒 (自動切り換え)
ISO感度 ISO100〜1600 (自動切り換え)
露出制御 プログラムAE
ホワイトバランス 自動
内蔵フラッシュ 撮影可能範囲 約60cm〜1.5m
モニター 約17万ドット 1.30型 TFTカラー液晶モニター
記録媒体 内蔵メモリー、microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード (最大2TB)
外部インターフェース USB Type-C
電源 充電式リチウムイオン電池 (内蔵型)
外寸 37.0×42.0×92.3mm (突起部を除く)
重量 約87g
付属品 ストラップ、角度調整アクセサリー