中判ミラーレスGFXが流れる景色を階調豊かに捉えた「GFX版カラー アインシュタインロマンス展」所幸則

所幸則さんの写真展「GFX版カラー アインシュタインロマンス展」が、2018年12月14日(金)より開催される。

 

(C)所幸則

 

GFXによって昇華された

このシリーズは東京と故郷の高松を行き来する日々の中で生まれた。2013年のことである。新幹線の車窓を流れる光景に惹かれた所さんは、速度と距離の関係を中心に考え、アインシュタインの特殊相対性理論へのオマージュとして作品を制作し始めた。

「時速300キロの新幹線からスローシャッターで撮ると、近景ほどブレが大きくなります。狙いどおりに写し止めるのは結構難しく、上の写真は手前の倉庫と煙突の間に富士山が見えますが、この構図を狙って成功したのは4回だけ。もちろん、決まった撮影ポイントに限らず、多くの場合は光や雲の面白さなど状況を見極めて撮影しています」

今回発表するのは、すべて富士フイルムの中判ミラーレスカメラ「GFX」シリーズを用いた最新のカラー作品だ。中判サイズのセンサーだけあって、高解像度でなだらかな階調が作品の魅力を一層引き出している。

「RAWのHDR撮影が、肉眼に限りなく近いナチュラルなディテール描写も可能にしてくれました。GFXによって昇華された『アインシュタインロマンス』をぜひ体感してほしい」

 

■所幸則写真展「GFX版カラー アインシュタインロマンス展」

会期 2018年12月14日(金)〜28日(金)
会場 ギャラリーX
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン フジフイルムスクエア1F
時間 10:00〜19:00(入館は18:50まで)
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ ギャラリーX(TEL 03-6271-3782)

 


 

 

〈文〉鬼沢幸江