20年間、毎日公開してきた自然と生き物の写真が一堂に「小諸日記20年」海野和男写真展

海野和男さんの写真展「小諸日記 20年」が、2019年7月24日(水)より開催される。

 

海野和男写真展「小諸日記 20年」

 

今年、「小諸日記」がちょうど20年の節目を迎える。これは海野さんの公式WEBサイト「海野和男のデジタル昆虫記」の人気コンテンツの一つで、1999年2月にスタートし、同年8月12日以降は、なんと毎日更新! アトリエのある長野県小諸を中心に、国内外で撮影した昆虫など生き物の写真をコメントとともに紹介している。

「今では記事の公開日時を指定する事前投稿が可能になりましたが、それまでは実際に毎日アップしていました。ルーティンワークのようなもので、自分自身の記録にもなっています」

今回の写真展はこの20年を記念して小諸高原美術館で開催される。作品は浅間山の四季やクルミの木の1年を描いた組写真のほか、花や昆虫、鳥など、小諸とその周辺で撮影した組写真が中心。未発表を含む486点もの写真から大型パネル48点を作り上げ、生き物を育む小諸の豊かな自然を伝える。

また別の展示室では、今春に発表した「蝶・多様性の世界」も展示。この夏、家族でたっぷり楽しめる写真展だ。

 

■海野和男写真展「小諸日記 20年」

会期 2019年7月24日(水)〜8月28日(水)
会場 小諸市立小諸高原美術館
住所 長野県小諸市大字菱平2805-1
時間 9:00~17:00
休館日 月曜(祝日の場合は開館し、翌日休館)
料金 一般500円 小中学生250円
問い合わせ 小諸市立小諸高原美術館(TEL 0267-26-2070)

<イベント>

■ギャラリートーク
7月28日(日)14:00より、8月17日(土)15:00より。

■ギターコンサート
7月28日(日)15:00より。演奏は真辺雄一朗さん、今泉由香さん。予約不要、参加無料。

 

 

 
〈文〉鬼沢幸江