三井昌志さんの写真展「渋イケメンの旅」が、2019年10月25日より開催される。
インドをはじめとする南アジアを旅しながら、三井さんは「渋イケメン」を撮影し続けている。目力が強く、モテ意識が希薄で、加齢を恐れない、というのが渋イケメンの共通点で、人生の重みを感じさせる面構えをしている。
「見た目に気を使っているわけではないのに、内側からカッコ良さがにじみ出ている男たち。僕には感知センサーのようなものがあって、渋イケメンかどうかは出会った瞬間にわかります」
インドではグジャラート州とラジャスタン州での取材に特に力を入れている。昔ながらの生活を送る遊牧民や物作りの伝統が残っているエリアで、渋イケメンの宝庫だという。
「現場では身振り手振りと表情で、あなたを撮りたいんだと伝えています。自然なありのままの姿が一番素敵です」
今回の写真展は前作「渋イケメンの国」の続編としてまとめた。同時にシリーズ第3弾として旅行記を上梓。三井さんならではの視点から、働く男たちの強い存在感と価値観、生き方など、渋イケメンの魅力に迫っている。
三井昌志作品展「渋イケメンの旅」
会期 2019年10月25日（金）～11月7日（木）
会場 ソニーイメージングギャラリー銀座
住所 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6F
時間 11:00〜19:00
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ ソニーイメージングギャラリー銀座（TEL 03-3571-7606）
〈文〉鬼沢幸江